区企画 親子でデコパージュ(トランスファコート編)



小学生の親子育成を目的に行われる、区主宰のワークショップ。

アートクラブで行ったこともある小箱のデコパージュを、今回こちらで私がやらせて頂きました。

親子で一組。という構成ですので、小箱だけでなく石鹸と布バックも作成することにして豪華な内容を2時間ちょっと。
参加人数が40名を越えて、ちょっと狭かったのですが、みっちり皆さん愉しんで下さいました。

内容ですが

デコ準備品

<用意>

石鹸・木箱・生成りのA4バッグ・ハケ1本。デコパージュのテキスト1枚

トランスファコート特大200ml4本、ラメボンド4本、

デコペーパー多数、デコレーションパーツ等々

その他、予め広告などにトランスファコートを塗布して仕込んだ転写フィルム用素材。

goods

今回はペーパーナプキンだけでなく、デコパージュ専用用紙というものも利用しました。
100円ショップで取り揃えられるようになったようで、他にもデコパージュに使える物を沢山用意して下さいました。
レース状の紙テープやキラキラシールに人気。デコグルーはキラキラボンドのことです。

 

2私の行うのはヂャンテイのオリジナルデコパージュ液「トランスファーコート」を使ったデコパージュです。

これを使用すれば従来のケマージュで行うデコだけでなく、転写フィルム(既存のチラシなどのプリントから貼り付けられるフィルム状のもの)を作ったり、靴にデコパージュしたりと使用用途が爆発的に広がります。

それを是非、知って頂きたくてトランスファーコートを取り寄せてもらいました。

ですでの、事前に”チラシにトランスファコートを五回ぬって乾かすを繰り返したもの”を仕込んで持参。

これで転写フィルム作りを実演’し、作ってもらうことができます。

普通のデコパージュ液は100均でも手に入るので、トランスファコートはちょっとお高めの液、という印象が強く二の足を最初は踏む型も多いと思いますが、結果的に出来ることも多く、まるで買ったような出来映え。そして、それ以外にはほとんどお金もかからない、ということを考えると是非とこのトランスファーコートがおすすめなのです。

役員さん達は、筆洗い用に牛乳パックや、溶剤を出すための容器としてお豆腐パックなどの空き容器などを捨てずに貯めておいてくださいました。

このお陰で予算が格段と安くすみましたので、ふんだんに素材にお金をかけられました。

本当に感謝です。

1000  10000packing

シルーバーの部分はデコグルーの上からトランスファコートを塗るとこのように買ったようなキラキラ加工ができるのですよ。

そして、出来上がった石鹸は可愛いビニールパックに入れて口を絞ると、立派なギフトにもなります。ハケ塗りをしている箱の中にみっつ並んでいるのはパッキングされた石鹸。可愛いですね。気分も上がります(^_^)

作品を仕上げるだけでなく、その一歩先を考えて、飾りつけや使用方法を併せて考えるのも大事です。

事前に役員さんたちが、ワークショップの補佐に入れるように勉強会を開いてくれました。

その時に作ったいくつかのサンプルも展示して、

 

22 23 24 25 26※サンプルは実際に使う小箱とは違うものを使用しました。

 

どんなことが出来るのか、そして目指すところを考えながら、いざ制作開始です!

みなさん、本当にとても集中してどんどん作成していかれます。ちょっと会場が狭くて残念です。

13  14 15 16 17 18 1916

あっという間の2時間。みんな凄く熱心に制作。豊富な素材を集めて頂いたお陰もあり、作品も初心者とは目を疑うような作品ばかり出来上がりました。

20  17 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 3 2  21 18

1

全然、全部写真をのせられなくて残念です!

でもどれも凄く素敵でしょ?

 

帰りに同じ液を買うから、写真を撮らせて下さいというお声をとても頂いて嬉しく思いました。

小学校の役員さん達のお陰で、限定人数を超えた中でも落ち着いて充実した内容ができました。本当にありがとうございました。

この経験が参加者の皆さんにとって、お家でお家のかたと体験談を語り合ったり、新たな作品制作の目標につなっがたりしていることを祈っています・・・




8月の集中講座 絞り染めの手提げ 3日目<縫製>



画像追加あり・・2015−9−17

 

こまりましたよ、明日から学校です。

自由研究の課題にしたい人は頑張って今日中にしあげねば!

半分に折って、持ち手を取り付ける。

それだけだからね、と始めたのですがこれがもう大変。
バッグだから弱いと行けませんので、下縫いをしたものを私がミシンで仕上げ縫いしますからね。

そんなでしたので、またしても忙しく、この日はとうとう写真が一枚もなくてビックリ!

そういうわけにもいかないで、なんとかとることが出来ました数点の写真を。

ほかにも良いバッグが沢山できたのですが、満足感とやりきった感で私はすっかり骨抜き状態です。

 

21

ちょっとだけ画像追加

写真 2015-09-11 19 23 04 写真 2015-09-11 17 56 27




8月の集中講座 絞り染めの手提げ 2日目<染め>



さて、本日はまだ絞りが間に合わなかった人のために、仕方がない30分だけ待ちましょう。てことで、私のほうで一つづつチェックをしながら絞りを完璧に仕上げましょう。ここで緩かったりすると全然模様が出ません。

あとでガッカリしてしまわないように。

さ、なんとか全員絞りが出来たところで私は染め粉の用意です。

さーて、ここから時間との戦い。

水で染められる粉を用意しましたが水で染めるには時間がかかります。

予定より時間がなくなってしまったので、早く染まるように温度を上げることにしました。お湯を沸かして色水を作ります。

みんなワクワク。バケツに生地を投入したら、みんなの頭でバケツの中が見えないくらいにみんな身を乗り出して見ています。

それどほど面白い変化はないとおもうんだけど(笑)。でもみんなすごく真剣

いよいよ時間が来て、バケツから生地を出してここで問題発生

どれが誰のよ?

ごめんなさい。先生が失敗しました。それぞれなにか目印を分かるようにしていなくてはいけませんでした。

まぁいい、先に進もう。

さぁ、取り出した生地を今度は洗剤で洗うよ。

みんな頑張って頑張って!色がでなくなるまで洗うよ。

そして、仕上げに色止めです。柔軟剤を溶かした水に漬け込みます。

「いいにおーい」ってみんなリラックス効果てきめんに。

嗚呼、ここまで写真が一枚もありませんのは、怒濤のごとき作業でしたことをご想像いただけるのではないでしょうか。

さぁ、出来上がったら糸やゴムを外すよ。

20002-22-13-53-73-43-8

みんな大喜びです。予想以上に綺麗にできましたね!!

次回はこれをバッグにしますよ

 




8月の集中講座 絞り染めの手提げ 1日目<絞り>



ご報告遅くなりました。

本年の夏の集中講座は絞り染めとそれで作る手提げバッグです。

最近絞り染めの自由課題を店頭などでよく見かけますが、作った生地をさらに活用する試みです。

学年によってゴムで絞るか、針と糸で絞るかかえて挑戦です。

3日間の突貫講座。

最後はてんやわんやの大騒ぎでした。もうすこしユトリのあるほうがじっくりできたかもしれません。でも夏の間みんなの予定を合わせるのは大変だからしょうがないですね。

1

 

まずは用意する物

生地(綿100%無地)、持ち手

染め粉(お湯を使わないで出来る、低温用の便利な染め粉)

染める用に塩、洗剤、ソフラン。ソフランは良い匂いにするためじゃなくて、染料が落ちないように定着させるために使います。

絞りようには、輪ゴム、糸、針、糸を外すようにリッパー。

 

 

さて、絞り染めとは。

まずはハートマークとか、変な模様とか、いろいろ参考写真をみんなでみました。

どんな模様にしようかな?

ラップでくるむとそこは色が付かないね。ギュッと絞った部分はうまくすると線が描けるけど、ぐるぐるぐるって紐で縛るとその部分も染まらないんだよね。
考え抜いてはみたものの、結局時間がないから、急いで絞り上げてー!

大きい子は針で縫う練習。意外にも縫い物に慣れてない子が多くいて、せっかくだから学校の授業でやる前に慣れちゃいなさい!!
私に急かされとにかくやってみる。上手く止めないとゆるゆるで全部染まっちゃうよ! この時点で既にパニック。

針は危ない小さい子には、輪ゴムでぎりぎりっと締めてもらいましょう。
ああ、それでもやはり輪ゴムを二重にする段階で手間取る子も。

よーし、こうなったら腰を落ち着けて輪ゴムかけをじっくりやってみよう。

最初に教えてあげたら、あとは私は手伝わずに自分で工夫しながらやってもらいます。すると子供は自分で工夫し始めるので感動しますよ。

絶対みんなそうなんです。諦めなければ、絶対に自分で工夫して乗り越えて、その先に達成感があるのです。

とくに指先の訓練に運針は抜群に良いですね。そうでなくとも輪ゴムだけでも上手くかけるのは本当に難しいのです。

まさかと思われるかも知れませんが、今回思い通りに糸や輪ゴムをちゃんと一人でかけられた人は一人もいません。それだけ、生活の中でも取り入れられる基本的な動作が実はうまくできないということが多くあります。

最近ワークショップなど盛んに行われています。
もし、おかあさんとこういう体験をする機会がありましたら、是非ともお母さんが手を出さずに、おこさんにやらせてあげてみてください。出来るとばっかり思っていたことが、実は全く出来なかったりします。

自分で考え自分で指をうごかす。子供の内はあっというまに出来るようになりますからね。

 

そう、とにかく夏期集中講座の一日目は、指先を自由に使うこと。
徹底的に頑張ってもらいました。

453 2

 

 




2014年 夏の集中講座 小箱のデコパージュ 3日目最終日



いよいよ3日目。

最後には提出用の記録の下書きになればと思い、今日の最後に全員がコメントをカードに記入しました。
何をイメージしたか、どこらへんが難しかったかを書くことにしました。
カード2


では、お待たせ致しました。作品紹介と簡単な講評です。(たまたま写真を撮った順に紹介です)
ゆうきくん

側面を熊のペーパーナプキンで、蓋を押し花と大きなビーズ。
白木のままがいいといっていたのですが、蓋部分だけでも色を塗ってみようと言うことになりました。ぬったら塗った出高級感が出て、いい良い仕上がりですね。
ペーパーナプキンを貼る部分は塗ってからだと模様が綺麗に出ません。
このように白木の状態で貼り付けるのがミソです。

るいくん 
海の生物を最初コラージュしようとしていましたが、やはり人気の怪獣ウォッチをモチーフに。
好きなキャラを取り上げたせいか、デザインに勢いが出ました。
いろいろ決める局面でも迷うことなく、淡々と次に進んでいきます。何でも自分でやるというのが習慣付いているのがわかりますね。
るい2るい1


ちひろちゃん
バランス感覚のよい天才肌。おもしろくて陽気。そんな気質が作品作りにもよく表れてます。
明るくおおらかなちひろちゃん。ちひろちゃんは印刷物をいれるのではなく自分で色を塗ったイラストを持参しました。実は樹脂を流しこんだら、イラストの紙に染み込んで半透明になってしまいました。それが予定と違ったらしく悔やんでました。反省のレベルのが高いですね。
ちひろ2 ちひろ1 

こうせいくん
やりたいことがはっきりしています。迷いなくやりたいことをさささっとすませて、あとは楽しんでました。だけど、手抜はせずに良い感じにまとまっていますね。こうせいくんは空間認識が上手いようです。
こうせい2こうせい1



ゆいちゃん
先を急ぐ余りせっかちなゆいちゃん。私に何度も何度も・・やり直しをさせられて、それでも、ちゃんと言われたことをクリアして、根性でやり遂げました。よくがんばったね!
ディズニーキャラでファンタジーな世界をうまくまとめましたね。すごく綺麗で雰囲気を表現できましたね。
自分でどんどんきめて、先に進んでいくしっかりさんです。
ゆい1ゆい2


ももちゃん
自分であつあめたシーグラス! この夏の思い出を閉じ込めることに。素敵ですね。
でもシンプルだから、それはそれでむずかしいですよね。迷ってしまって、なかなか進まず苦労しているようすでした。
でも出来上がったらこのとおり。樹脂の部分が上手い具合水場を連想させて、わびさびの世界じゃありませんか?
もっとも拘った”シンプルさ”が上手く、バランス良く表現されていますね。
もも2 もも1

その後お家でさらに手を加えて、写真を送って見せてれました。中に生地を貼って、枠もブルーに着色。色鉛筆で塗ったどうで、アイディアですね!!
さらにもっと、情景豊かな作品になりました。
ももちゃん追加写真 2014-08-25 11 57 30


みーちゃん
おねいさんのみーちゃんは、状況を上手く把握していろんなことを手伝ってくれてとても助かりました。
みーちゃんのお庭から撮れたアジサイをみんなで写生して、最後は押し花にしました。
なので、みーちゃんちの紫陽花は形を変えて、またみーちゃんちに戻って行きます。
テープの色も、蓋の花の色とあって、落ち着いてまとまった出来上がりになりましたね。
作業もとても丁寧で、私が手直しすることは殆どありませんでしたね。
 写真 2014-08-21 17 02 12みー1

ひなたくん
終始素直で元気でしたよ。作りたいもの、表現したいことを全身で発して、作品にむけていました。驚かされたのはひなたくんのペンキの刷毛さばき。手際よく綺麗に塗っていて、上手でびっくりしました。
妖怪ウォッチ大好きなため、潔く”妖怪ウォッチ箱”にしようと決めたのですが、自由研究として提出するからには、と、自作の押し花も加えてボリューミな仕上がりですね。
クラブを始めて、1年ぐらいたちますが、素直なひなたくんはものすごく成長して、私も感慨ぶかいです。
ひなた1 ひなた2



そらちゃん
本当にがんばりやさんです。箱の側面部分は、押し花をアイロン熱着フィルムで仕上げることにきめましたが、これも自分で注意しながらやるよ!と自ら挑戦。また、樹脂の混合も危険だから、と紹介しましたがそらちゃんだけは自分の作品だから自分でやると。樹脂面の深さにも拘っています。
そういう気持ちはとても嬉しいです。最後の最後まで、一人のこってカードの作成まで何一つ手を抜かず仕上げました。押し花も上手にできましたね。
そら2 そら3


つぶちゃん
なにもアドバイスの必要がないほど、もう自分でなんでもできますね。こうするためにはどうすることが必要、と分かっています。写真を頂き忘れたのですが、手鏡もリボンの可愛いデコレーションをしました。
つぶちゃんの箱の加工は、シンプルにジュエリーポイントだけ目立たせたいと言うことだったので、それでは綺麗に仕上げましょうということで、ヤスリでやすってトップコートで艶出ししあげしました。丁寧に紙やすりでやすり、品良くしあがりましたね。
つぶ2 つぶ1
箱の中身を入れたまま撮影してしまった大失敗・・・ごめんね。



ののちゃん
女の子らしいののちゃんらしいデザインでした。
最初からもう出来上がりの世界がはっきりしてました。ナチュラル系の仕上がりの和みますね。
写真では分かりずらいのですが、蓋にはラメボンドをしっかり塗りつけ、デコ液でマスキングします。こうすると、出来上がりの表面が綺麗になって既製品ぽくなります。側面のペーパーナプキンにデコパージュも良い雰囲気でまとまってますね。
nono2 nono1



かっちゃん
いろんな人のやっていることをに興味があって、上手く自分にも取り入れてました。
最後には思い通りのものが出来たようで、笑顔をみせてくれました。私もほっとする一時です。

くまさんを取り付けたいんだけど、サイズが大きすぎてアンバランス。考えた末に箱の中に座らせてあげらどうでしょう、あらかわいい。中に住み込んでいるみたい。

中が見えるようにしたいということに拘って、邪魔にならない蓋のデザイン作りを苦労していました。中身が見えることで二重のアプローチが可能に。

何を入れるんだろう・・本当にわくわくしますね!!
かずき2 かづき1


つばさくん
手先が器用で仕事が綺麗です。ハサミでペーパーナプキンから綺麗に動物を切り抜きます。小さなビーズも上手にあつかってましたね。
蓋は南国風でキラキラ良い雰囲気。仕上がりはやはり丁寧で綺麗でした。
色彩的にも感覚がいいみたいで無意識に綺麗にまとめていましたね。
tubasa1 tubasa2


せなくん
部活で時間がなかったから残念でしたが、でも針金リングにビーズを根気よく通してました。
側面の写真が良いのが無くて残念なんだけど、塗った木の上にペーパーをデコパージュしましたが、シックな良い感じでしあがっていたはず。シンプルな中にすごく雰囲気があっていいですね。
せな1



ときおくん

ペーパーナプキンは下の地色によって随分雰囲気がかわります。
紺色のペーパーを茶の地にのせたら、このようになりました。偶然ですが随分良い感じになりましたね。蓋も一度作ったモノをやり直すなど、一生懸命やってよかったですね。
 tokio2tokip




テクニックの一つとして、このように部分的に樹脂を落として効果を出す方法も薦めたかったのですが、講座の中でやった人はいませんでした。

もしよかったら持ち帰ってからもやってみてね。テントウムシや花の中心部分を盛り上がらせています。
盛り上げる



追記
さて、学校がはじまりました。
自由研究で提出してくれたので、もういちど撮影にいってきました。ももちゃんの中に生地をはったショットも撮れてよかったです。
3-14-2123





2014年 夏の集中講座 小箱のデコパージュ 2日目



中日の今日は、4時間の枠をとり来られる子は早く来て時間調整をします。
前日の進み具合をみて、私がその子にあったアイディアを今日は持ち込みました。


こんなデコ素材も用意しました。特に女の子は目の色がまわります。

貼り付けたいモノによって、加工方法は変わりますので、臨機応変に対応しないといけません。
本当はみんな同じセットを用意して、こちらの用意したモノのなかからそれぞれ選ぶ、としたほうが、私も子供達も絶対にラクなのですが、あえて、そうしませんでした。
結果からいうと、とにかく忙しくて、写真を途中で撮る暇が全くなかったこと。
なので、こちらのブログでは出来た作品の報告となります。写真は3日目のブログでご紹介します。
さぁ、大変です。
じっくり考えることなく、ひっととびに作り上げようとしがちなので、いかにじっくり考え工夫するかを教えるのに苦労しました。


3日目 最終日 につづく 

++++++++++++
2日目の写真はこちら(のみ)。
「今日は写真を忘れないようにしよう」と、始まる前に一枚とって・・あとはまた取る暇無しでした・・



2014年 夏の集中講座 小箱のデコパージュ 1日目



やっと終わりました。今回の夏の集中講座。

今年は8月20日、21日、22日の3日間で小箱のデコパージュを制作しました。
自由研究に出せるものを、という目標をもって総勢15名。今年もみんな集中して頑張りました。
かなり暑い期間でしたが、皆怪我もなくかなり良いものが出来て、私としては大変嬉しく思っています。

なにより、お家の方のご協力にいつも感謝しています。アップアップになっている現場で、そっと片付けなどフォローして下さるお家の方々に、毎度こころから感謝しています。皆様のご理解あっての当クラブだといつも感じています。
今回も無事に終えることができました。ご協力、どうもありがとうございました。

今回用意したモノはこちらです。
木の小箱。「ジュエリー・標本箱」
ここにデコパージュを基本として、飾り付けです。透明蓋の部分はアクリルのように思い思いのものを封入。今回2液混合エポキシを使いました。
ボディ部分は木用ウレタン塗料で、家具のように仕上げるか、ペーパーナプキンを始め、すきなものをデコパージュのように貼り付ける。
この2種類の工夫です。

本当は子供達に全部やらせるはずでしたが、2液の混合時に身体や洋服に垂らしてしまい、危険だと判断して今回は急遽私が混合することしました。それで忙しかったわけです。

具体的な作業ですが、
箱の木の部分と蓋の部分に、飾り付けをします。

箱部分は色付け、ペパーナプキンや押し花、思い思いのものを貼り付けるデコパージュ。
蓋の部分は、スキなモノを飾り付けて、エポキシ樹脂を流し込み閉じ込めます。
事前になにを入れて、どういう箱を作りたいか考えて、封入するものを持ち寄るように指示してあります。
同時に、4月の授業で作った、校庭から採取して自分たちでつくった正真正銘の「ハンドメイド押し花」を使用することも薦めました。
さぁ、どうなることでしょうか。

2日目に続く
+++++++++++++

1日目、片付け終わってようやく写真を取り忘れたことに気がついてからの1ショット・・






8月集中講座 石鹸スイーツ 最終日・仕上げ 



さて、いよいよ最終日になりました、Savon・de・dessert。

慌てる子、時間が余ってしまう子、様々ですがすべてが素晴らしい出来です。

さて、最後にみんなに話しましたが、今回はみんなを大きく成長させる課題になりました。

ちょっと作業がすすむとすぐに「先生!先生」と呼びに来る。
なに?と聞くと「これ」っというだけで、何がしたいのかなかなか言えない。
実際に次にどうしたいのか、なにをするのか全く考えていないことが多いと気がつきます。「”これ”がなに?」っとさらに聞いてみると小さな声でもごもご・・

とにかく、次どうしたらいいか何でもまずは聞いてしまう。
素直な態度は良いことなのですが、すぎると依存心となります。
この様子が学年を問わず、よく見受けられました。

なので今回それをのりこえるべく、先生は一切助け船を出さず厳しく挑みました。

「なにがしたいのか自分出考えてから先生を呼んで」

そういわれて、最初は怒られてると思ったのでしょう。珍しく緊張感がみなぎります。
しかし最後にはうっかり「せんせ・・」といいかけて「あっ」っと・・自分で考えなきゃ、と気がつくようになったのです。大成長!

そうして出来た作品は、先生になにからなにまでガイドしてもらったものと違って自分自身で考え作り出したものです。

その自信が、出来上がった作品を見る目を一層輝やかせているのは明かです。だからアートってやめられません!

さぁ、その驚きの作品郡をどうぞご覧下さい。
どれももの凄く美味しそうですよ(^_^)

石鹸だから、このあとお部屋や玄関に飾って匂いを楽しみ、最後は石鹸として使う。
またく無駄にならないところもいいですね!

 

 

 




8月集中講座 石鹸スイーツ 4日目



だんだん仕上げに向けて具体的になってきましたよ。

今日は最後に飾り付けするために必要なものを考えながら、足りないものを各自作り足しました。

さぁ、生クリームです!
本当に石鹸で出来てるとは思えませんね。

 

 


水を加えてドロドロにしてチョコレートソースも作ってみました。これなら飾り付けの最後にいけそうです!

チョコやポッキーみたいなチョコ棒も出来ますね。

 

昨日Meちゃんが作ってくれたコーンフレークそれらしくなりました。


残り石鹸でビスケットでも作れないかな??ということでワッフルコーンのような模様付けも。

お豆腐のケースが素晴らしくて、 ワッフルは凸凹の凹面でプレス。
上のチョコは凹凸の凸を使いました。

 

まっ赤なボールを作ってチェリーみたいにもなりますね。

さらに艶出しとして専用の透明石鹸を溶かし、外側に塗ると本物のチェリーみたい!

この石鹸は透明感のあるソースを作るときにも役立ちます。

 バスバブルで使う重曹を振りかけて粉砂糖に。

 

いずれも石鹸として使用しても大丈夫なものばかりで全て出来ました。
普通のスイーツデコと違うところはここです。
全部、石鹸として使用できる安全なものばかり。
明日の最終飾り付けが楽しみになってきました。

 




8月集中講座 石鹸スイーツ 3日目



そろそろデコレーションをすることを考えて、作業をすすめます。

Meちゃんが、ひたすらみんなの分のコーンフレークを作ってくれています。

凄い量だけど、全員分足りるかな・・?

 

そして、マカロンにクリームをはさんでみちゃったりした。

食べてしまいたい・・

 

さて、明日からはデコーレーションにとりかかり、最終日には仕上げのワンポイントの予定。

嗚呼、待ち遠しい。