2014年 夏の集中講座 小箱のデコパージュ 3日目最終日



いよいよ3日目。

最後には提出用の記録の下書きになればと思い、今日の最後に全員がコメントをカードに記入しました。
何をイメージしたか、どこらへんが難しかったかを書くことにしました。
カード2


では、お待たせ致しました。作品紹介と簡単な講評です。(たまたま写真を撮った順に紹介です)
ゆうきくん

側面を熊のペーパーナプキンで、蓋を押し花と大きなビーズ。
白木のままがいいといっていたのですが、蓋部分だけでも色を塗ってみようと言うことになりました。ぬったら塗った出高級感が出て、いい良い仕上がりですね。
ペーパーナプキンを貼る部分は塗ってからだと模様が綺麗に出ません。
このように白木の状態で貼り付けるのがミソです。

るいくん 
海の生物を最初コラージュしようとしていましたが、やはり人気の怪獣ウォッチをモチーフに。
好きなキャラを取り上げたせいか、デザインに勢いが出ました。
いろいろ決める局面でも迷うことなく、淡々と次に進んでいきます。何でも自分でやるというのが習慣付いているのがわかりますね。
るい2るい1


ちひろちゃん
バランス感覚のよい天才肌。おもしろくて陽気。そんな気質が作品作りにもよく表れてます。
明るくおおらかなちひろちゃん。ちひろちゃんは印刷物をいれるのではなく自分で色を塗ったイラストを持参しました。実は樹脂を流しこんだら、イラストの紙に染み込んで半透明になってしまいました。それが予定と違ったらしく悔やんでました。反省のレベルのが高いですね。
ちひろ2 ちひろ1 

こうせいくん
やりたいことがはっきりしています。迷いなくやりたいことをさささっとすませて、あとは楽しんでました。だけど、手抜はせずに良い感じにまとまっていますね。こうせいくんは空間認識が上手いようです。
こうせい2こうせい1



ゆいちゃん
先を急ぐ余りせっかちなゆいちゃん。私に何度も何度も・・やり直しをさせられて、それでも、ちゃんと言われたことをクリアして、根性でやり遂げました。よくがんばったね!
ディズニーキャラでファンタジーな世界をうまくまとめましたね。すごく綺麗で雰囲気を表現できましたね。
自分でどんどんきめて、先に進んでいくしっかりさんです。
ゆい1ゆい2


ももちゃん
自分であつあめたシーグラス! この夏の思い出を閉じ込めることに。素敵ですね。
でもシンプルだから、それはそれでむずかしいですよね。迷ってしまって、なかなか進まず苦労しているようすでした。
でも出来上がったらこのとおり。樹脂の部分が上手い具合水場を連想させて、わびさびの世界じゃありませんか?
もっとも拘った”シンプルさ”が上手く、バランス良く表現されていますね。
もも2 もも1

その後お家でさらに手を加えて、写真を送って見せてれました。中に生地を貼って、枠もブルーに着色。色鉛筆で塗ったどうで、アイディアですね!!
さらにもっと、情景豊かな作品になりました。
ももちゃん追加写真 2014-08-25 11 57 30


みーちゃん
おねいさんのみーちゃんは、状況を上手く把握していろんなことを手伝ってくれてとても助かりました。
みーちゃんのお庭から撮れたアジサイをみんなで写生して、最後は押し花にしました。
なので、みーちゃんちの紫陽花は形を変えて、またみーちゃんちに戻って行きます。
テープの色も、蓋の花の色とあって、落ち着いてまとまった出来上がりになりましたね。
作業もとても丁寧で、私が手直しすることは殆どありませんでしたね。
 写真 2014-08-21 17 02 12みー1

ひなたくん
終始素直で元気でしたよ。作りたいもの、表現したいことを全身で発して、作品にむけていました。驚かされたのはひなたくんのペンキの刷毛さばき。手際よく綺麗に塗っていて、上手でびっくりしました。
妖怪ウォッチ大好きなため、潔く”妖怪ウォッチ箱”にしようと決めたのですが、自由研究として提出するからには、と、自作の押し花も加えてボリューミな仕上がりですね。
クラブを始めて、1年ぐらいたちますが、素直なひなたくんはものすごく成長して、私も感慨ぶかいです。
ひなた1 ひなた2



そらちゃん
本当にがんばりやさんです。箱の側面部分は、押し花をアイロン熱着フィルムで仕上げることにきめましたが、これも自分で注意しながらやるよ!と自ら挑戦。また、樹脂の混合も危険だから、と紹介しましたがそらちゃんだけは自分の作品だから自分でやると。樹脂面の深さにも拘っています。
そういう気持ちはとても嬉しいです。最後の最後まで、一人のこってカードの作成まで何一つ手を抜かず仕上げました。押し花も上手にできましたね。
そら2 そら3


つぶちゃん
なにもアドバイスの必要がないほど、もう自分でなんでもできますね。こうするためにはどうすることが必要、と分かっています。写真を頂き忘れたのですが、手鏡もリボンの可愛いデコレーションをしました。
つぶちゃんの箱の加工は、シンプルにジュエリーポイントだけ目立たせたいと言うことだったので、それでは綺麗に仕上げましょうということで、ヤスリでやすってトップコートで艶出ししあげしました。丁寧に紙やすりでやすり、品良くしあがりましたね。
つぶ2 つぶ1
箱の中身を入れたまま撮影してしまった大失敗・・・ごめんね。



ののちゃん
女の子らしいののちゃんらしいデザインでした。
最初からもう出来上がりの世界がはっきりしてました。ナチュラル系の仕上がりの和みますね。
写真では分かりずらいのですが、蓋にはラメボンドをしっかり塗りつけ、デコ液でマスキングします。こうすると、出来上がりの表面が綺麗になって既製品ぽくなります。側面のペーパーナプキンにデコパージュも良い雰囲気でまとまってますね。
nono2 nono1



かっちゃん
いろんな人のやっていることをに興味があって、上手く自分にも取り入れてました。
最後には思い通りのものが出来たようで、笑顔をみせてくれました。私もほっとする一時です。

くまさんを取り付けたいんだけど、サイズが大きすぎてアンバランス。考えた末に箱の中に座らせてあげらどうでしょう、あらかわいい。中に住み込んでいるみたい。

中が見えるようにしたいということに拘って、邪魔にならない蓋のデザイン作りを苦労していました。中身が見えることで二重のアプローチが可能に。

何を入れるんだろう・・本当にわくわくしますね!!
かずき2 かづき1


つばさくん
手先が器用で仕事が綺麗です。ハサミでペーパーナプキンから綺麗に動物を切り抜きます。小さなビーズも上手にあつかってましたね。
蓋は南国風でキラキラ良い雰囲気。仕上がりはやはり丁寧で綺麗でした。
色彩的にも感覚がいいみたいで無意識に綺麗にまとめていましたね。
tubasa1 tubasa2


せなくん
部活で時間がなかったから残念でしたが、でも針金リングにビーズを根気よく通してました。
側面の写真が良いのが無くて残念なんだけど、塗った木の上にペーパーをデコパージュしましたが、シックな良い感じでしあがっていたはず。シンプルな中にすごく雰囲気があっていいですね。
せな1



ときおくん

ペーパーナプキンは下の地色によって随分雰囲気がかわります。
紺色のペーパーを茶の地にのせたら、このようになりました。偶然ですが随分良い感じになりましたね。蓋も一度作ったモノをやり直すなど、一生懸命やってよかったですね。
 tokio2tokip




テクニックの一つとして、このように部分的に樹脂を落として効果を出す方法も薦めたかったのですが、講座の中でやった人はいませんでした。

もしよかったら持ち帰ってからもやってみてね。テントウムシや花の中心部分を盛り上がらせています。
盛り上げる



追記
さて、学校がはじまりました。
自由研究で提出してくれたので、もういちど撮影にいってきました。ももちゃんの中に生地をはったショットも撮れてよかったです。
3-14-2123





2014年 夏の集中講座 小箱のデコパージュ 2日目



中日の今日は、4時間の枠をとり来られる子は早く来て時間調整をします。
前日の進み具合をみて、私がその子にあったアイディアを今日は持ち込みました。


こんなデコ素材も用意しました。特に女の子は目の色がまわります。

貼り付けたいモノによって、加工方法は変わりますので、臨機応変に対応しないといけません。
本当はみんな同じセットを用意して、こちらの用意したモノのなかからそれぞれ選ぶ、としたほうが、私も子供達も絶対にラクなのですが、あえて、そうしませんでした。
結果からいうと、とにかく忙しくて、写真を途中で撮る暇が全くなかったこと。
なので、こちらのブログでは出来た作品の報告となります。写真は3日目のブログでご紹介します。
さぁ、大変です。
じっくり考えることなく、ひっととびに作り上げようとしがちなので、いかにじっくり考え工夫するかを教えるのに苦労しました。


3日目 最終日 につづく 

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2日目の写真はこちら(のみ)。
「今日は写真を忘れないようにしよう」と、始まる前に一枚とって・・あとはまた取る暇無しでした・・



2014年 夏の集中講座 小箱のデコパージュ 1日目



やっと終わりました。今回の夏の集中講座。

今年は8月20日、21日、22日の3日間で小箱のデコパージュを制作しました。
自由研究に出せるものを、という目標をもって総勢15名。今年もみんな集中して頑張りました。
かなり暑い期間でしたが、皆怪我もなくかなり良いものが出来て、私としては大変嬉しく思っています。

なにより、お家の方のご協力にいつも感謝しています。アップアップになっている現場で、そっと片付けなどフォローして下さるお家の方々に、毎度こころから感謝しています。皆様のご理解あっての当クラブだといつも感じています。
今回も無事に終えることができました。ご協力、どうもありがとうございました。

今回用意したモノはこちらです。
木の小箱。「ジュエリー・標本箱」
ここにデコパージュを基本として、飾り付けです。透明蓋の部分はアクリルのように思い思いのものを封入。今回2液混合エポキシを使いました。
ボディ部分は木用ウレタン塗料で、家具のように仕上げるか、ペーパーナプキンを始め、すきなものをデコパージュのように貼り付ける。
この2種類の工夫です。

本当は子供達に全部やらせるはずでしたが、2液の混合時に身体や洋服に垂らしてしまい、危険だと判断して今回は急遽私が混合することしました。それで忙しかったわけです。

具体的な作業ですが、
箱の木の部分と蓋の部分に、飾り付けをします。

箱部分は色付け、ペパーナプキンや押し花、思い思いのものを貼り付けるデコパージュ。
蓋の部分は、スキなモノを飾り付けて、エポキシ樹脂を流し込み閉じ込めます。
事前になにを入れて、どういう箱を作りたいか考えて、封入するものを持ち寄るように指示してあります。
同時に、4月の授業で作った、校庭から採取して自分たちでつくった正真正銘の「ハンドメイド押し花」を使用することも薦めました。
さぁ、どうなることでしょうか。

2日目に続く
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1日目、片付け終わってようやく写真を取り忘れたことに気がついてからの1ショット・・






1学期終了



さて、もう夏休み。1学期最後のクラスが終了しました。

夏休みは纏めて自由学習となるものを作るため、8月終わりを予定していますので、1ヶ月半もお休みとなります。

先週作った粘土の作品を見直し、自由研究の見通しを立てるようにしようと思っていたところ、粘土の続きや修正をしたいと観ない出したので、ならば、本日作った物を自由課題に利用するようにしたらどうだろうと提案したらみんな大賛成。

そういうわけで、自由課題で利用するモチーフを作りました。

なので、写真はちょっとだけ。

できあがりをお楽しみに。

さて、夏休み、どんなものが出来るかな。




iTunesからCDを作ったとき、タイトルリストはどうつくる?



 

 

スクリーンショットで曲目リストを綺麗に作る 

こちらは、子供向けでないTips。Mac限定です。あしからず。

 

私、DJもやっていまして、CDを持ち歩くことが多いのです。

USBカートリッジに入れて行けばいいのですが、どうしても現場でジャケット画像をみながら考えるのとでは全然選曲が違ってきますから、なるべくジャケ写を観ながら選びたい。かといってアルバムフルでもちあるくのもなんだし、なくしても壊してもヤダし。

なのでそんなときオリジナルで手持ちのCDを焼いて持っていきます。

そこでよく聞かれるのが私の整理している曲名表が美しいとのでどう作るかと?

なので、綺麗にプリントできる方法を紹介します。

こちら綺麗なプリント

下は汚くて、読めないもの。キタナイのなら構わないのですが読めないのでは意味がないのでこまります。

これはまだ大きいから読めますが、実物サイズに印刷するとまず何を書いてあるのかわかりません・・

 

どうするとまずくなるのか?・・

 

上が普通に印刷した物、

下プリントしたいサイズに併せて縮小して印刷した物なのです。

 

 

iTunesの曲順をプレイリストで排出するには、なかなかする良い方法がないので困っています。
だからスクリーンショットが実はとても手っ取り早くて便利です。
しかしこれをプリントアウトすると・・

作りたいサイズに変えてプリントアウトするともう、文字が読めなくなってしまいます。

僅かのことだと思うのに凄く不思議です。

 

そこで、画像のサイズをいじるのではなく、
プリントアウトするサイズを変えることにしました。 

 

<やりかた>

まず、アルバムの場合  私は、iTunesの表示を
プレイリストから「アーティストリスト」にします。これだとアルバムに入っている順に曲が”並び、ジャケットが左上に表示されわかりやすいからです。

自作のコンピレーションならいちいち画像も入れられないので、「リスト」表示にするしかありませんが、収録を記したい場合は、文字が読めればいいのでそれで充分でしょう。

このように表示されます

そこで

 

コマンド+シフト+3で必要な部分をリッピングします.

 

印刷したい部分の画像が切り出され生成されます。

こうなります。

 

で、たとえば横幅12センチくらいにプリントしたいのだから、フォトショップなどの画像ソフトで横幅を指定してやればいいとつい思ってしまいます。

実際にわたしもそうやってみましたが、とても読めないような文字になってしまうのです。

 

そこで、

 

プリンターのほうでサイズを指定します

photshopを持っていない人でもできるように、Macのソフト「プレビュー」での設定の仕方です。

コマンドPでプリントプレビューにすすみます。

詳細を設定するためには「詳細を表示」というボタンを押します。

 

ここでサイズ調整をしてやります。

だいたいCDの横サイズ12センチほどにするとして、A4用紙は幅21cmですから57%ぐらいに指定してあげます。

 

そうするとどうでしょうか。

本当に小さくてもちゃんと読める字が印刷されます。

 

私の経験ではアルバム三枚分の印刷なら余裕で読めます。

 

 

 

これをファイルに視覚的に分かりやすくファイルして、持ち歩くのが最強です!

 

  

右のページが曲目とジャケット
裏側のページに、該当の盤がくるように入れてます。

CDそのものと一緒に入れると、プリントした用紙が出し入れでぐちゃぐちゃになるからです。

が、考えてみたら左にプリント、右に盤でもいいだなぁ・・

どっちでもいいんですけどね。とにかくこれならジャケットの感じと、曲目もよくわかって気持ちいいでしょ。

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そういわけで。

スクリーンショットの印刷は綺麗にするのが難しかったのですが、

これと同じように、プリントアウトするときに設定すればいいと知って、とっても便利です。

 

他にもいろいろに応用できますね。




粘土



しばらく平面課題が続きましたので、今度は粘土がやりたいという希望が噴出。

なので私もよく考えずに粘土を用意したのですが、もしかしてこれも夏休みの課題に使えるといいなぁっと、思い講習をすすめました。

学童の先生が見学に来られて、うちの子達の手先が器用なので驚いてました。

「どうやって指導されてるんですか?}っていわれましたけど、やっぱり好きな子があつまっているからそれだけレベルがたかいんでしょうね!本当に自慢の子達です。

しかし、私は携帯の電源がきれてしまい画像が始めの奉仕か撮れませんでした・・・

でも、このままこのモチーフは続けて使うでしょうから、またのお楽しみ。

一旦帰って充電しながら、まとめをいしていたら外にものすごい虹。
一部には雨柱も見えます。

不思議な天気。

子供達の素晴らしい輝きを表しているようで、清々しい気分です。




質感表現



さて、先週は遠近の表現をしました。

今週は質感の違いを考える練習。

柔らかいと言えばタオル。さて、これをどうやって書きましょう。

比較として、折り紙で折ったものをタオルと一緒にかいてみます。

とっても難しい課題ですが、みんな上手く特徴を捉えていました。

続けて平面でしたが、そろそろみんな気分転換したいようですので、次週から粘土にしましょう。

なにを作ろうかな・・

 

一方、中学生クラス、鉛筆デッサンは形取りの特訓中。

ひっくり返しても正しい形かどうか、しつこくしつこく形を取り直します。

 

 




遠近感の表現



写実が多かったのですが、絵を纏めるための距離感、遠近法に少し触れてみたいとおもいました。

二つのモチーフがある場合、その距離感をどう表現したらいいだろう?

最初にみんなに質問してみます。

「遠いのは小さくて近いのは大きい!」

大正解。

あとは?・・

ちょっと難しいかな?

 

「遠いのは 、ちょっと暗かったりぼやけたりしてたりするよね。海の遠くに見えるのははっきりみえないでしょ?」

そっかーっとみんなすごく真面目な顔で納得している。

 

他にもね、四角いものが上の方と下の方にあるとどうだろう?
上の方の”上の面”の見え方がどう違うかな?

「上の方が細い!」

構造をとらえるのは男の方が得意といいますが、男の子の方が積極的に観察してくれているようです。

「そうだね、上の方が少ししか見えなくて、下の方の四角のほうが広く見えるよね。」

女の子は「ほほー」っと感心してる。

 

さぁ、それを念頭に置いて、二つのモチーフを置いてかき分けてみよう。

「四角い真っ白な箱を組み立て、自分で好きな色の箱に塗ってみよう。あたらしく入った子は四角二つじゃなくて、箱とコップ(こちらは色付き)にしてもいいよ。」

・・そういう課題に今回チャレンジしてみました。

 

さぁ、それぞれ自分の注意するところを意識して。途中で集中力が切れちゃう子、後半面倒臭くなっちゃう子、絵が小さくなるこ、絵の具を出し過ぎる子、絵の具の溶き具合の悪い子・・長く成長を追っていくと、それぞれの注意する点を掴めるのが凄く良いことです。
毎度終了後言われることは子供達も事前に思い出させてもらうことによって、更に注意し、教育的効果が高いと思われます。

 

ポイントは、「形を取る」「距離感を出す」「面の色塗りで色の差を出す」「影に黒は使わない」「チューブから出した色はそのまま使わないよ」。ちょっと難しいよ。

 

一方、新しい子達は、お姉さんお兄さんを観て、机の上をどう整理するか先ず考えよう。最初に水はいらないよ。道具はどう置く?

さぁ始め。

 

みんな、箱の形を取るのに苦労しているなか、新入生二人の作品をピックアップ

新入生のruiクンがあっという間に形をとってしまってビックリ。すごいね。面の塗り分けにちょっと苦労しましたが、できてしまうと我ながらビックリの出来上がりです。

同じくmahir0ちゃんは凄く色彩感覚が綺麗。ピンクのコップはあっという間に同じ色を作ってしまってビックリします。

 

こちらはやはり入部したてなのに、やるべき事がわかってどんどん先に進んでゆく、そして一度言っただけで形のとり方も分かる、筋の良い子達。

 

二年目、三年目のお友達だって大健闘。

 

 

「先生、見学していいですか!」描いてる途中で煮詰まった子が自主的に。いいねぇ、いいねぇ。お友達の観てみようか。それぞれが真面目に見学して回り出します。

さすが一番経験の長いtubu ちゃんはさすがの仕上がりです。みんなの参考作品になっていました。

 

アートは、その子の性格や傾向が分かるといっても過言ではなく、才能や素質を伸ばすのに本当にいい学習だとこころから思います。




想像の生き物



そろそろ、写実だけではなくて想像を楽しむのもいいころかしら。

苦手な人もいるけれど、想像の世界は自分の中で出来ることで、正解がないからいい。老若男女で楽しめますね。

そこで今回のお題は「海の中の想像の静物」どうしても駄目で「冷蔵庫のなかに潜むもの」とかなんとかそこから想像して、ひと盛り上がり。

結論からいうと、こういう課題は男の子が得意という発見!
きゅーっと入り込んでブツブツ言いながら、時にはえへへなんて笑いながら、想像の世界を”自由”に紙の上で展開してゆく姿に驚きました。

一方女子だって負けていませんが。

それぞれ、描き終わって何を描いたものなのか、クラブのみんなに説明します。

それがまた、想像以上に面白い。質問も面白いし・・(笑)

 

恥ずかしがってもじもじしたりする子がいるんじゃないかと思ったのに、一人として怖じ気づくどころか、今からやるから聞いてくれと、片付けに入った子を集めて発表してました。

本当にうちのクラブは楽しくて前向きで想像力の豊かな子達ばかりで楽しいです。

 

 

 

他、先週お休みだった子の課題と、中学生の鉛筆デッサンがありました。

 

みんなが成長しているので、来週は丁度良いから「遠近法」を学ぼうかな。




6月から新入生も一緒に平面月間



さて、しばらくいろいろ作りましたがまた平面制作月間にしましょう。

同じ絵の具でも、成長の度合いごとに使い方や楽しみ方が変わってきますので色んな学年がいる時にはとても有意義な課題です。

新入生は、入会前に見学した時のランプのカサ作りが人気が高かったので、ご希望に応え6月から作り始めることにしました。お休みのこの分はまた来週、新入生みんなで作ろうかな。

二年三年は、例年恒例の紫陽花です。

「さぁ、赤と青の絵の具だけで花びらを描いてみよう!」

というルールのみ。

細かく描けばいくらでも掛けるから難しいですね(^_^)

子供なりにいろんな工夫をしています。


またバタバタして、全部写真が撮れなかった・・写真撮れなかった子、ごめんね。

 

もちろんこちらの紫陽花は最後は押し花になってもらいます。作り貯めた押し花は、夏休みの課題で使う予定です。

鉛筆デッサンの中学生も頑張ってます。糸じりが小さすぎると気がついて、この後丁度よいサイズに書き直しました。

まずは正しい形をとる練習