9月になって東京はようやく雨のふるようになってきたここ数日。それでもほとんど集中豪雨であっと言う間にやんでしまうのだけど。
6日のレッスンもそんな集中豪雨の降り始めにはじまりました。
実は先週突然、お弁当を作ろうと話しが盛り上がってしまいました。
Tちゃんが、白と黒の紙粘土をもらったからこれでパンダを作る、といい
でも実際に開けてみたら、ちょっと乾き気味だったようでうまく形が出来ない。
それなら握りこんで・・「おにぎりみたい・・・!」
「じゃぁ、海苔付けたら? だって、黒い粘土もあるじゃない!!」
「そうだ、やってみよう。」
こうして、出来たおにぎりで大いに盛り上がり、ならばお弁当にしようよ!
となったのでした。
その粘土の入っていた紙の箱が、お弁当箱にちょうど良い大きさだったので、 うまく開くようにしてあげて、
そうなると、玉子焼きは?私は唐揚げ!
林檎はウサギちゃんカットにしよう!! どんどん形になっていきます。
どんどんお弁当っぽくなっていくね。
途中、漢字を出しっこして漢字クイズを織り交ぜながら。こちらはトマト。
実は物をよくみて描く力は、漢字の学びにも通じるものがあり、遊びの中で学習を取り入れることにもなります。
でも、粘土は直ぐに乾かないので先週一度持ち帰り、本日その仕上げとして着色でした。
一番最初に出来たのは今回の発案者Tちゃんのお弁当。お弁当箱にも綺麗に着色して、箸も上手に作りました。
先週作ったぶんを今日持って来ていない人は、さらにゲームマシンを作ったり、精密なハンマー(?)と作ったり・・
本当にRくんは男の子らしく、精密に立体物を作るのが得意です。
纏めて次週着色予定。
今日は絵を書く子もいてみんな思い思いにエネルギーを爆発させてました。
パステルは今、粉にしてすり込む技法が流行っていますが、私は水をつかうのが好きです。
元気に緑でキャベツの丸を書き込んだUタンに、水を付けた絵筆を渡してコレで伸ばしてごらん、と。
言われたままお水で、書き込んだ部分をなぞると水彩で塗ったみたいになる。むらっぽいほうがパステルっぽくていいね。
その上に白いパステルで葉脈を書き込んだだら・・するとどうでしょう。パステルだけの部分に書き込むより、水を使った上に書いた方が葉脈っぽい!!
たったこれだけなのに、凄くキャベツの質感が出て、出来上がりをみたママ達もちょっとびっくり。
広い学校のお教室を借りられて、のびのびとそして自由すぎるほど自由で楽しそうなみんな。
でもひとつだけ夏休み明け、みんなと約束しました。
「作り始めたものは最後まで作ろう」
だからまた来週もつづきを頑張って色塗りして仕上げようね。
ところで、女の子ですが「ついでにこれもって遠足に行けたらいいのに」って夢が広がる。
私も妄想に付き合って、繋がっている隣の部屋を指し「あっちは山かな?海かな?行っておいでよ」といったら、大はしゃぎ。
テンションクライマックス。
急いで遠足の準備を始め、出発していきました。どうやら行った先は山のようで、途中何か野生のモノが悪戯をしにきましたよ(笑)。
お顔を公開するのも物騒な世の中でですので、小さな画像で気分だけご紹介
さて、いってきまーす
みんな思い思いに2時間を過ごし(お片付けや用意があるので作業は1時間かな)、外はすっかり豪雨も通り過ぎたようだ。
「みんな、さよならー! 来週まだの人は忘れず紙粘土持ってきてよ。
絵を描く人は、何を書くか考えてきてねー」
手を振って 見上げる空は、まだ雨が残っているにもかかわらずこんな綺麗な夕焼けが広がっていました。
とてもマーベラスな 一日の終わり
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