春のお絵かき



三月、最終週のこの日は春休み中の学校はがらんと寂しい雰囲気でした。
だけどやはり春は確実にやって来ていて、登校口には手入れされた沢山の花の鉢がありました。

そこで、今日はこの鉢のなかから好きな花を選んで絵を描こうか?と聞くと、みんなはいつもの嬉しいときにやるようにまたジャンプして大喜び。
下書きは薄く書くんだよ、そういっても小さな子はまだ鉛筆の使い方が苦手です。それでも、私のアドバイスに従って何度も何度も工夫して下書きに時間をかけました。

バックを塗ると作品がぐっと個性的に仕上がることもそれおぞれ実感していました。




3月お絵かき月間 2週目 校庭・自然モチーフ



3月は絵の具に馴染もうと、思い切りタブーは無しで絵の具を使った色々なことをに挑戦していきたいと思って居ます。

の、2週目。

すごく、いろんな画が出来てみんなのエネルギーに驚かされています。

寒い中校庭で写生するチームと、葉っぱをとってきて室内で精密に写すチームにわかれました。
普通の絵画ばかりではなくて、絵の具の特性を試すように、塗ったり、版画にしてみたり、混色を追求してみたり・・

考えたこともなかった絵の具の楽しみ方をしているみんなを観ていると、こちらの学ぶことが本当に多いことに気が付きます。

とくにパワフルな女子二人組、sangoちゃんとnodoちゃん。先週から引き続き、パワー全開。

いきなりなぜ?(笑)と質問してしまいそうになるモチーフが出てきたり、

「これ何?」ときいたら「縞」と、突拍子もない答えが返ってきて、こちらまで楽しくなります。

余った絵の具は無駄にせず指でスタンプしたり手形をとったり。

丸々2時間半、無駄なく活動し続けました。こちらはその写真を撮れた僅か一部の作品です。

そのパワーと楽しむ気持ちは本当にすごいんだから、感心しちゃいます。

そしてみんなを楽しくしてくれます。

 

一方精密画の追求を勧める子達は、葉っぱに作った緑を載せて、より近い色を作ろうという工夫。

あったまいい!

作りすぎて、最後は葉っぱの上一面に絵の具が!そうすると今度はそれを紙にすタンプ。葉っぱのスタンプが出できました。

tubuちゃんは、今回水性色鉛筆を使いこなしてみようと、沢山お花を書いてます。

細くフチドリをして、それを濡れた筆でにじませようとしたけれど、ちょっと細すぎて駄目だね。
じゃぁ、どれくらい塗ったらいいのかな、これだと薄いかなぁ・・
いろんな工夫を重ねて、水彩色鉛筆の特性に慣れようとしています。

 

またまたH君はぐいぐい上達してますね。

一枚描き上げるのが最初は「面倒くさい」と思いがちだったのに、こうして仕上げることが出来るとその

得難い気持ちに気が付いたようで、真剣に取り組んでくれるようになりました。
構図もいいし、色も寒い校庭を表していますね。すごく良い感じ。細かい枯れ枝がポイントです。

最後こちらは中学生の鉛筆。先週の続きです。



3月お絵かき月間1週目 突然の雪!



お教室がはじまる直前から東京は雪が降り始めました。

丁度、6年生の旅立ちの会が行われ歌声が聞こえてくる校庭で、低学年のクラブの子達は跳んだり跳ねたり大喜び。

じゃぁ折角だから、今日はこの雪をよーく見て結晶を描こう!

そうなるともうテンションは天井知らずに上がります。今日の雪は結晶が小さくて、結局よく見えなかったんだけど、まぁ、気分気分。

 

15分ぐらいで止んでしまったので、教室に移動しましたが、こんどは旅立ちの会の為に机を運び出された教室ががらんとしていて、また子供達はテンションが上がってしまう。

ピクニックみたいで大喜び。

さぁ、じゃぁ、白いクレヨンで結晶や景色きを描いて、グレー色のバックを水彩で塗って浮き上がらせようかな、っと思ったのですが、充分自由にいろいろ描いてくれる子が続出。

それではどうぞご自由に、とわたしもほったらかしてたらみんな、それはもう面白いものを描いてくれます。

相変わらず多作の子あり、まだ教えてないのに正確にものの形を捉える子、イラスト的に仕上げる感覚に優れている子・・色々ですがみな才能があふれ出しそうです。

途中で、使用の終わった机が運び込まれてこのままでは無くなりましたが、色々楽しいこと盛りだくさんの一日でした。