2014年 夏の集中講座 小箱のデコパージュ 2日目



中日の今日は、4時間の枠をとり来られる子は早く来て時間調整をします。
前日の進み具合をみて、私がその子にあったアイディアを今日は持ち込みました。


こんなデコ素材も用意しました。特に女の子は目の色がまわります。

貼り付けたいモノによって、加工方法は変わりますので、臨機応変に対応しないといけません。
本当はみんな同じセットを用意して、こちらの用意したモノのなかからそれぞれ選ぶ、としたほうが、私も子供達も絶対にラクなのですが、あえて、そうしませんでした。
結果からいうと、とにかく忙しくて、写真を途中で撮る暇が全くなかったこと。
なので、こちらのブログでは出来た作品の報告となります。写真は3日目のブログでご紹介します。
さぁ、大変です。
じっくり考えることなく、ひっととびに作り上げようとしがちなので、いかにじっくり考え工夫するかを教えるのに苦労しました。


3日目 最終日 につづく 

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2日目の写真はこちら(のみ)。
「今日は写真を忘れないようにしよう」と、始まる前に一枚とって・・あとはまた取る暇無しでした・・



2014年 夏の集中講座 小箱のデコパージュ 1日目



やっと終わりました。今回の夏の集中講座。

今年は8月20日、21日、22日の3日間で小箱のデコパージュを制作しました。
自由研究に出せるものを、という目標をもって総勢15名。今年もみんな集中して頑張りました。
かなり暑い期間でしたが、皆怪我もなくかなり良いものが出来て、私としては大変嬉しく思っています。

なにより、お家の方のご協力にいつも感謝しています。アップアップになっている現場で、そっと片付けなどフォローして下さるお家の方々に、毎度こころから感謝しています。皆様のご理解あっての当クラブだといつも感じています。
今回も無事に終えることができました。ご協力、どうもありがとうございました。

今回用意したモノはこちらです。
木の小箱。「ジュエリー・標本箱」
ここにデコパージュを基本として、飾り付けです。透明蓋の部分はアクリルのように思い思いのものを封入。今回2液混合エポキシを使いました。
ボディ部分は木用ウレタン塗料で、家具のように仕上げるか、ペーパーナプキンを始め、すきなものをデコパージュのように貼り付ける。
この2種類の工夫です。

本当は子供達に全部やらせるはずでしたが、2液の混合時に身体や洋服に垂らしてしまい、危険だと判断して今回は急遽私が混合することしました。それで忙しかったわけです。

具体的な作業ですが、
箱の木の部分と蓋の部分に、飾り付けをします。

箱部分は色付け、ペパーナプキンや押し花、思い思いのものを貼り付けるデコパージュ。
蓋の部分は、スキなモノを飾り付けて、エポキシ樹脂を流し込み閉じ込めます。
事前になにを入れて、どういう箱を作りたいか考えて、封入するものを持ち寄るように指示してあります。
同時に、4月の授業で作った、校庭から採取して自分たちでつくった正真正銘の「ハンドメイド押し花」を使用することも薦めました。
さぁ、どうなることでしょうか。

2日目に続く
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1日目、片付け終わってようやく写真を取り忘れたことに気がついてからの1ショット・・






1学期終了



さて、もう夏休み。1学期最後のクラスが終了しました。

夏休みは纏めて自由学習となるものを作るため、8月終わりを予定していますので、1ヶ月半もお休みとなります。

先週作った粘土の作品を見直し、自由研究の見通しを立てるようにしようと思っていたところ、粘土の続きや修正をしたいと観ない出したので、ならば、本日作った物を自由課題に利用するようにしたらどうだろうと提案したらみんな大賛成。

そういうわけで、自由課題で利用するモチーフを作りました。

なので、写真はちょっとだけ。

できあがりをお楽しみに。

さて、夏休み、どんなものが出来るかな。




粘土



しばらく平面課題が続きましたので、今度は粘土がやりたいという希望が噴出。

なので私もよく考えずに粘土を用意したのですが、もしかしてこれも夏休みの課題に使えるといいなぁっと、思い講習をすすめました。

学童の先生が見学に来られて、うちの子達の手先が器用なので驚いてました。

「どうやって指導されてるんですか?}っていわれましたけど、やっぱり好きな子があつまっているからそれだけレベルがたかいんでしょうね!本当に自慢の子達です。

しかし、私は携帯の電源がきれてしまい画像が始めの奉仕か撮れませんでした・・・

でも、このままこのモチーフは続けて使うでしょうから、またのお楽しみ。

一旦帰って充電しながら、まとめをいしていたら外にものすごい虹。
一部には雨柱も見えます。

不思議な天気。

子供達の素晴らしい輝きを表しているようで、清々しい気分です。




質感表現



さて、先週は遠近の表現をしました。

今週は質感の違いを考える練習。

柔らかいと言えばタオル。さて、これをどうやって書きましょう。

比較として、折り紙で折ったものをタオルと一緒にかいてみます。

とっても難しい課題ですが、みんな上手く特徴を捉えていました。

続けて平面でしたが、そろそろみんな気分転換したいようですので、次週から粘土にしましょう。

なにを作ろうかな・・

 

一方、中学生クラス、鉛筆デッサンは形取りの特訓中。

ひっくり返しても正しい形かどうか、しつこくしつこく形を取り直します。

 

 




遠近感の表現



写実が多かったのですが、絵を纏めるための距離感、遠近法に少し触れてみたいとおもいました。

二つのモチーフがある場合、その距離感をどう表現したらいいだろう?

最初にみんなに質問してみます。

「遠いのは小さくて近いのは大きい!」

大正解。

あとは?・・

ちょっと難しいかな?

 

「遠いのは 、ちょっと暗かったりぼやけたりしてたりするよね。海の遠くに見えるのははっきりみえないでしょ?」

そっかーっとみんなすごく真面目な顔で納得している。

 

他にもね、四角いものが上の方と下の方にあるとどうだろう?
上の方の”上の面”の見え方がどう違うかな?

「上の方が細い!」

構造をとらえるのは男の方が得意といいますが、男の子の方が積極的に観察してくれているようです。

「そうだね、上の方が少ししか見えなくて、下の方の四角のほうが広く見えるよね。」

女の子は「ほほー」っと感心してる。

 

さぁ、それを念頭に置いて、二つのモチーフを置いてかき分けてみよう。

「四角い真っ白な箱を組み立て、自分で好きな色の箱に塗ってみよう。あたらしく入った子は四角二つじゃなくて、箱とコップ(こちらは色付き)にしてもいいよ。」

・・そういう課題に今回チャレンジしてみました。

 

さぁ、それぞれ自分の注意するところを意識して。途中で集中力が切れちゃう子、後半面倒臭くなっちゃう子、絵が小さくなるこ、絵の具を出し過ぎる子、絵の具の溶き具合の悪い子・・長く成長を追っていくと、それぞれの注意する点を掴めるのが凄く良いことです。
毎度終了後言われることは子供達も事前に思い出させてもらうことによって、更に注意し、教育的効果が高いと思われます。

 

ポイントは、「形を取る」「距離感を出す」「面の色塗りで色の差を出す」「影に黒は使わない」「チューブから出した色はそのまま使わないよ」。ちょっと難しいよ。

 

一方、新しい子達は、お姉さんお兄さんを観て、机の上をどう整理するか先ず考えよう。最初に水はいらないよ。道具はどう置く?

さぁ始め。

 

みんな、箱の形を取るのに苦労しているなか、新入生二人の作品をピックアップ

新入生のruiクンがあっという間に形をとってしまってビックリ。すごいね。面の塗り分けにちょっと苦労しましたが、できてしまうと我ながらビックリの出来上がりです。

同じくmahir0ちゃんは凄く色彩感覚が綺麗。ピンクのコップはあっという間に同じ色を作ってしまってビックリします。

 

こちらはやはり入部したてなのに、やるべき事がわかってどんどん先に進んでゆく、そして一度言っただけで形のとり方も分かる、筋の良い子達。

 

二年目、三年目のお友達だって大健闘。

 

 

「先生、見学していいですか!」描いてる途中で煮詰まった子が自主的に。いいねぇ、いいねぇ。お友達の観てみようか。それぞれが真面目に見学して回り出します。

さすが一番経験の長いtubu ちゃんはさすがの仕上がりです。みんなの参考作品になっていました。

 

アートは、その子の性格や傾向が分かるといっても過言ではなく、才能や素質を伸ばすのに本当にいい学習だとこころから思います。




想像の生き物



そろそろ、写実だけではなくて想像を楽しむのもいいころかしら。

苦手な人もいるけれど、想像の世界は自分の中で出来ることで、正解がないからいい。老若男女で楽しめますね。

そこで今回のお題は「海の中の想像の静物」どうしても駄目で「冷蔵庫のなかに潜むもの」とかなんとかそこから想像して、ひと盛り上がり。

結論からいうと、こういう課題は男の子が得意という発見!
きゅーっと入り込んでブツブツ言いながら、時にはえへへなんて笑いながら、想像の世界を”自由”に紙の上で展開してゆく姿に驚きました。

一方女子だって負けていませんが。

それぞれ、描き終わって何を描いたものなのか、クラブのみんなに説明します。

それがまた、想像以上に面白い。質問も面白いし・・(笑)

 

恥ずかしがってもじもじしたりする子がいるんじゃないかと思ったのに、一人として怖じ気づくどころか、今からやるから聞いてくれと、片付けに入った子を集めて発表してました。

本当にうちのクラブは楽しくて前向きで想像力の豊かな子達ばかりで楽しいです。

 

 

 

他、先週お休みだった子の課題と、中学生の鉛筆デッサンがありました。

 

みんなが成長しているので、来週は丁度良いから「遠近法」を学ぼうかな。




6月から新入生も一緒に平面月間



さて、しばらくいろいろ作りましたがまた平面制作月間にしましょう。

同じ絵の具でも、成長の度合いごとに使い方や楽しみ方が変わってきますので色んな学年がいる時にはとても有意義な課題です。

新入生は、入会前に見学した時のランプのカサ作りが人気が高かったので、ご希望に応え6月から作り始めることにしました。お休みのこの分はまた来週、新入生みんなで作ろうかな。

二年三年は、例年恒例の紫陽花です。

「さぁ、赤と青の絵の具だけで花びらを描いてみよう!」

というルールのみ。

細かく描けばいくらでも掛けるから難しいですね(^_^)

子供なりにいろんな工夫をしています。


またバタバタして、全部写真が撮れなかった・・写真撮れなかった子、ごめんね。

 

もちろんこちらの紫陽花は最後は押し花になってもらいます。作り貯めた押し花は、夏休みの課題で使う予定です。

鉛筆デッサンの中学生も頑張ってます。糸じりが小さすぎると気がついて、この後丁度よいサイズに書き直しました。

まずは正しい形をとる練習




父の日 飛び出す花束のカード



来週は運動会の前日の為、教室が使えないと言うことがあり、父の日のカードを作ることにしました。

花束が飛び出すカード。

同じパターンの花を7つ作り組み合わせて貼ると、開いたときにブーケのようになります。

さぁ、上手く出来るかな。

最初は画用紙を折り間違えてしまったり、花の切る方向を間違えてバラバラになったり・・でも、こういう作業って大きい子が小さい子を教えてあげたりできるので、チーム作業としてとても良い経験になります。

まずは、大きい画用紙を丁度良いサイズにカットする。1枚から6枚の正方形をとるのが難しい!

 

じゃぁ折り線を付けるのは3年生。切るのは1年生。正確か確認して必要があれば直すのは2年生。

 

難しい作業を大きい子から小さい子へ流して行う。ある作業だけ先に終わったら、まだ終わってない方に加わって・・

大人になったらとっても必要な作業分担という仕事。
あまり経験する機会がありませんので、こういうときに積極的に取り入れたいですね。

無事、必要な数の折り紙を全員に配布し、いよいよお花を折ります。

うまくできたら花に色つけ。クレヨンや絵の具。そぞれが自由に色つけます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うまく、重ねて貼り合わせるとこんなかんじで・・

おっ、まだ貼ったばかりなので、そっとそっと・・
全開すると、はったばかりの部分がはずれちゃうから持ち帰って、乾いてから開いてみてね。

 

 

そっと、重しを掛ける子たちのなか、上手く開いた子もいました。

 

 

 

 

 

 

 

みんな個性的にお花を作り、お父さんへのメッセージを書きました。さて、お父さんの反応が楽しみですね(^_^)




三原色油紙 最終回



さて、地道に3週くらいにわたってしまいましたが、模造紙に色と油を塗って、きれいで丈夫な紙を作り、ノートの小物入れ付き表紙とドームライトを作る課題。本日最終回となりました。

丁度新入生の見学希望者がかさなったこともありましたが、みんなすごく頑張りましたよ。

見学者、新入希望者はまずはおなじみ、白絵の具で花火や花びらを掻く。その上から水彩をぬって絵を浮き上がらせる・・するとどうでしょう。

今回は水の流れを表現してくれた子がいました。このアイディアには私もビックリです。滝の流れや飛沫をシロで掻き、水色で川と滝を浮き上がらせました。

写真を撮りそこねたのが残念ですが、本当にみな、好奇心で一杯で、のびのびと絵を描いていたのをお見せしたかったです。大物感満載でした。

 

さて、継続の課題の方は。
見本に折ったノートの表紙を置いて、それを見本にしてそれぞれが折ること始め!

悩みながら上手に出来上がりました。

とくに、ポケットをみんなと逆に縦にしたnonoちゃんの自主性と独自性には驚きです。
さぁ、このポッケに定規とかメモ用紙とかいれるんだよ。

出来上がったノートに早速、「なにを書こうかなぁ」とニコニコしながらなにか書き込んでいる子も。イメージ広がりますね!どうぞ、いろんなことを愉しんでくださいね。

続いて残った部分を今度は正方形にして、ドーム型のカサの部分を折ってゆきます。

体験の子は折り紙で参加。

ちょっと難しくて、かなり難航したけど、仕上がる頃は部屋の電気をけすと丁度良い感じ。みんなかなり喜んでくれました。

 

今回の課題を教えてくれた私のお友達に感謝です。国立附属小学校(他県)の課題だそうで、友人自身も講師で教えている内容です。
友人のように手際よくはいかなかったけど、みんな凄く喜んでました(^_^)
どもありがとう

 

5月23日は休講です。

次回は30日からになります。