12月 4th, 2015
スノードーム 1
11月 27th, 2015
自由課題 4
づっと今月続けてきました自由課題も最後。
集中する子は確実に仕上げています。そして、新しい事に挑む子も、きらりと光るアイディアで、今週もみんな楽しくクラブを満喫してくれたようです。
この日は最初から2班に分かれました。
水彩をまたやりたいという1年生には水が使いやすいように、お水を使える教室を使ったことでとても集中して静物。一方がやがや五月蠅くていつも私に怒られているチームはクリスマスのスノードーム作りが待ちきれなくて取りかかるチームとブック制作チームに。
一年生とは思えないこの画力。複雑なモデルなのに素晴らしい・・・
しかももの凄く真面目に静かに集中して。アートクラブ始まって以来の真面目な授業風景に私自身が一番びっくり。
一方創作チームのブックも仕上がりました。本日本当はsoraちゃんだけでしたが、この日
急遽お母さんに送るカードにするといってyukky-naちゃんも挑戦。
soraちゃんは準備してきただけ合って、家族の思い出写真でアルバム的スクラップブックですね。
yukky-naちゃんもお母さんに感謝の気持ちを込めて・・涙うるうる
一方スノードームのチーム。
積もった雪に見えるようにタオルを押しつけて、ざらざら感を出したnonoちゃんmomoちゃん。すごいねぇ、リアル。
みんなわいわい楽しそう。
これから12月。スノードーム作りに集中しましょう。
11月 20th, 2015
自由課題もいいもんだ
前回の棚の片付けがパーフェクトだった件に続いて、今回は我がクラブ内で、現在私ともっとも長くおつき合い下さっているtubuちゃんが、学校で取り組んだ世界基準セーフスクール認証の為のキャラクターデザインの座をゲット!
素晴らしい話題が二週連続あり、もう最高潮な感じです。
さすがtubuちゃん。得意なイラストに、日頃のデッサン力が相まって、難しいポーズながらばっちり表現できていますね!おめでとうございます。
さて、しかし、おめでたムードから一転。
講座が始まれば私雷が落ちまくりです。
楽しいばかりでなく、みんなが、目的に向かう姿勢を養うために努力してゆきましょう。
さて、その自由な内容は、ブックやカードの制作。来年のカレンダー作り、はまっちゃった静物画、ドームの中のストーリー、フェルトアニマル。
先週の続きながら、まだまだ飽きずにみな愉しんでくれていました。
11月 13th, 2015
ちょっと嬉しい自習時間的一日に。
今回は
ちょっとダラダラした感じの回もあっていいかなと、がみがみはお休みモードになりました。
それというのも今回は、お教室が始まる前にいろいろ注意事項があったため、お話から始まったのです。
そのうちの一つ、私達のお道具を置く場所として、体育倉庫の棚に提供して頂いているのですが、そこを綺麗に使いましょうと言うこと。
毎回、始まる前にここからそれぞれが荷物を取りに行くのですが、今回はなかなかみんな戻ってこない。
どうしたのかと思えば、学校の都合で他の体育系のクラブがお休みだったため、道具が私達の棚の前に積み上がっているのを、踏み分けてグチャグチャ状態。
カバンの中味は飛び出すし、棚から落ちたものはアッチにもこっちにも・・
そこで、日頃から思ってはいたのですが。今回は良い機会だと思いこの棚の使い方について注意を話すことに。
「いつも先生終わってから、ここを見に来るんだけど、むちゃくちゃ詰め込んでるし、飛び出してバスケさんが片付けてくれたり・・すごく迷惑を掛けているから、これからはひとりひとりが丁寧に棚にしまい、だれかの道具が乱れていたら、気がついた人が直してあげようね」
棚の前にみんなを集めて、注意したといってもその程度の話しだったのですが・・・
なんと!今回の終了時。
念の為に棚を見に行ってびっくり!!!!!
それがこの何かと思われたであろう、棚の図です!
思わず目を疑ってしまうような美しさ!!
一度話しただけで、こんな綺麗に道具を揃えてくれたことに大感激。というか、一回言っただけで、こんなに立派に出来る内のクラブの子を私は大変誇りに感じているのです。
通常のクラブ内でも、みんな本当によく協力してくれるし。
人間性において、一人の例外なくみんながかばい合ったり助け合ったり、協力したり・・
素晴らしいクラブで私は心の底から嬉しく思っています。
長い前置きになりましたが、今回はクリスマスの制作スノードームに向けての準備期間。
前回までのやり残しをやる子も良し、フェルトぬいぐるみに没頭するも良し、ドームの準備をするも良し、いろいろが同時に作業する、いわば自由時間に近くていつもとちょっと雰囲気の違う内容でした。
もう一つ、最近自信喪失だった子が、絵本が得意だったのでそれに近い物で自信を取り戻してもらおうと立体ブックを提案。
4コマを1セットとしたブック。2セットにして作るそうで案を練り始めます。
ほかに、そのブックを利用して、次回作るスノードームの世界のストーリーにしない?と提案したら想像が膨らんで熱くなるお友達も加わり、いろんな作業が同時進行。
みんなそれぞれ考え始めすごく楽しそう。教室内は丁度自習時間のような楽しい一時に。こういうクラブのありかたもいいなぁって思います。
その中でひときわこれまた大きなステップを見せてくれた1年生。
今一つ絵画の入り口が掴めなくて苦しんでいたr君。そうとう苦しんでたようにみえたので、今日はもう「絵画はこりごりだから他のことが出来てらっきー」と別の事をのびのびやるのかなぁ、っと気に掛けていましたらなんと。自分から「前回の続きをやる」といいだし、私は何も指導していないのに、一人で実物に忠実な色を出し、形も正確にとらえ一枚の絵を仕上げたのです。
本当に驚きました。
自分で考え、自分を追い詰めなにかを見つけ出したのです。
まさか、1年生でそこまでできる子はあまりいないので、本当にびっくりです。ああ、もう感動、すごいすごい!!!
と絶賛するわたしにも、少しはにかんだだけで、またもう一本を描きだす。
なんというか、手助けももちろん大事なのですが、子供の持つ力というのは大人が思っているよりよほど強く大きなもので、この経験がかならず大きくなってからの克服力や自信につながると想像に難くありません。
それにしてもなんという美しい色を出したことでしょう。
簡単そうですが、大きい子でも比率が難しくてなかなか形をとることができない瓶の形を上手にとっています。
今日は、肩の力も抜けて楽しかったナーっと思う一日でした。みんなもそうだったらいいな・・
11月 6th, 2015
お絵かき月間は続く
毎年、集中的に年に2回はお絵かきをしています。
ただ遊びに来るだけではなくて、学校の図工のお絵かき補助になるように。
どうしても別のことをしたいという子をのぞいて、なるべく濃厚な絵画に挑戦するようにしています。
前回まで、思い出のシーンから、同じシーンを別アングル(別構図)で描き、そしてモチーフの描写。
人によって進度が違いますが、その子にとって一番効果的な練習をしているからです。
早いから良いとか、いろんなことえおやっているからいいということではありません。
その子の弱いところに効果的に働きかけるようにしているので、たぶん進歩も早いと思いますよ。
さて、そろそろ来週から別の課題でいきましょう。
いよいよ今年も終わりに近づいているので、リクエストにお応えした課題。
フェルトぬいぐるみの希望が強いのでフェルトチームと、絵本版にわかれる予定です。
10月 9th, 2015
本日のお絵かき
レベル別にひたすらお絵かき強化月間を敢行中の当アートクラブ。
さて、本日は苦労しちゃう子が多かったかな・・
でも、そのお陰でみんな飛躍的な上達を見せています。
本日はワインの瓶。
形もそうですが、見れば見るほどいろんな色が見えてくるとても難しい課題の硝子瓶。
たったこれだけに相当時間を掛けて、しかも私にだめ出しをされ続ける子達。
こういう時こそ、粘りが大事。
落ち着きの無い子にも効果的な訓練ができます。
多い誘惑に打ち勝ったり、励まし合ったりできるのが集団の良いところ。
それにしてもみんな恐ろしく上手!
どれが誰とは描きませんが、おそらくどの作品も、見る方の予想する学年より小さい子の作品ですよ。
先週のやり残しを確実に仕上げる子や、葉っぱを使ってプリントをし始める子、フェルト羊毛を極めようとする子・・いろいろな課題が混ざってますが、それぞれみんな頑張っています。
デコパージュ講習会で填っちゃったユッキーナちゃん。上履きにあしらった物を見せてくれました。
10月 2nd, 2015
お絵かき月間 追求の秋
さて、今週もお絵かき。
今回は大きい子は、お絵かきの追求の続き。
構図について考えるため、一度描いた絵を別の角度から描くます。
まだ一枚目を着色している人もいるし、進度はそれぞれまちまちです。
一方一年生やクラブ初心者さん+希望者さんは、お庭に行って素材探し。
私が言ったわけでもないのに、みんな「これが秋っぽいね」なんていいながら素材を探しています。楽しいね。
みんなが同じことをやるのではなくて、みんなそれぞれ自由に愉しんでみましょう。
早くも二枚仕上げてしまったharuto君に、精密な写生をしてみよう、と声かけ。
すんなり鉛筆をもって下書きを初めてあっという間に形そっくり!
あとは次回、着色を追求してみようね。
今日から入会したばかり。もちろん絵の具を使うのも初めてだという1年生のtigerくんは、根気よく色を混ぜて、本物の色に近くなるよう絵の具をまぜています。
丁度良い容量だけ絵の具を出して、丁度良く水でノバして上手く混ぜる彼はセンスがいいデスね。
アートクラブ4年目のTubuちゃんはお母さんからもらった水彩色鉛筆を愛用しています。
難しくて、その特徴をうまくいかせなかったのですが、今回根気よく書き込んで、水彩でしあげました。
深い水を出すのに苦労しましたが以前描いた絵と比べて、こんなに上手になったことを比較確認。よし!
こちらも見て下さい!最初に左側の絵を描いているHarunaちゃん。もう三年生なんだから、こんなのない!これじゃイラストでしょ!!人間ってこんな肘?こんな目?こんな口?!!
ちゃんと書いてごらん!!
と、いうと急に真面目に考え始めた彼女。
前髪を自分のように上げている人がいないから参考に出来ないというので、私の携帯のカメラを地鶏モードにしてあげてそれをしっかりみながら書きました。ら、なんと!
こんなにしっかり描けるじゃない!これほど描ける子が、たったいままで左の絵を描いていたなんて、びっくり。
「ほら!手をちゃんと描いたの、みてみて!!」って凄く嬉しそうでした。やっただけ、自分に自信なって戻ってくるのがアートですね。
Mahiちゃんは、一つの実をよーく観察して描いたね。その後、モチーフをいろいろ、一つ一つ正確に描いてゆく。
Mahiちゃんは本当に集中力が高くてアーチスティック。これからが楽しみなアーティストです。
こちらは羊毛フェルトにハマリ中のYoukaちゃん。彼女もすごくセンス良くて、何を作りたいのか、自分は何をしたいのかがよく分かっています。
他にも沢山、個性的で良い作品が製作中。毎回あっという間で写真を撮る暇もなく終わってしまうので公開できなくて残念です。
さぁ、今月は学校行事で来週が最後です。
来週又どんなに面白い作品が仕上がるか、とても楽しみです。
9月 26th, 2015
区企画 親子でデコパージュ(トランスファコート編)
小学生の親子育成を目的に行われる、区主宰のワークショップ。
アートクラブで行ったこともある小箱のデコパージュを、今回こちらで私がやらせて頂きました。
親子で一組。という構成ですので、小箱だけでなく石鹸と布バックも作成することにして豪華な内容を2時間ちょっと。
参加人数が40名を越えて、ちょっと狭かったのですが、みっちり皆さん愉しんで下さいました。
内容ですが
<用意>
石鹸・木箱・生成りのA4バッグ・ハケ1本。デコパージュのテキスト1枚
トランスファコート特大200ml4本、ラメボンド4本、
デコペーパー多数、デコレーションパーツ等々
その他、予め広告などにトランスファコートを塗布して仕込んだ転写フィルム用素材。
今回はペーパーナプキンだけでなく、デコパージュ専用用紙というものも利用しました。
100円ショップで取り揃えられるようになったようで、他にもデコパージュに使える物を沢山用意して下さいました。
レース状の紙テープやキラキラシールに人気。デコグルーはキラキラボンドのことです。
私の行うのはヂャンテイのオリジナルデコパージュ液「トランスファーコート」を使ったデコパージュです。
これを使用すれば従来のケマージュで行うデコだけでなく、転写フィルム(既存のチラシなどのプリントから貼り付けられるフィルム状のもの)を作ったり、靴にデコパージュしたりと使用用途が爆発的に広がります。
それを是非、知って頂きたくてトランスファーコートを取り寄せてもらいました。
ですでの、事前に”チラシにトランスファコートを五回ぬって乾かすを繰り返したもの”を仕込んで持参。
これで転写フィルム作りを実演’し、作ってもらうことができます。
普通のデコパージュ液は100均でも手に入るので、トランスファコートはちょっとお高めの液、という印象が強く二の足を最初は踏む型も多いと思いますが、結果的に出来ることも多く、まるで買ったような出来映え。そして、それ以外にはほとんどお金もかからない、ということを考えると是非とこのトランスファーコートがおすすめなのです。
役員さん達は、筆洗い用に牛乳パックや、溶剤を出すための容器としてお豆腐パックなどの空き容器などを捨てずに貯めておいてくださいました。
このお陰で予算が格段と安くすみましたので、ふんだんに素材にお金をかけられました。
本当に感謝です。
シルーバーの部分はデコグルーの上からトランスファコートを塗るとこのように買ったようなキラキラ加工ができるのですよ。
そして、出来上がった石鹸は可愛いビニールパックに入れて口を絞ると、立派なギフトにもなります。ハケ塗りをしている箱の中にみっつ並んでいるのはパッキングされた石鹸。可愛いですね。気分も上がります(^_^)
作品を仕上げるだけでなく、その一歩先を考えて、飾りつけや使用方法を併せて考えるのも大事です。
事前に役員さんたちが、ワークショップの補佐に入れるように勉強会を開いてくれました。
その時に作ったいくつかのサンプルも展示して、
どんなことが出来るのか、そして目指すところを考えながら、いざ制作開始です!
みなさん、本当にとても集中してどんどん作成していかれます。ちょっと会場が狭くて残念です。
あっという間の2時間。みんな凄く熱心に制作。豊富な素材を集めて頂いたお陰もあり、作品も初心者とは目を疑うような作品ばかり出来上がりました。
全然、全部写真をのせられなくて残念です!
でもどれも凄く素敵でしょ?
帰りに同じ液を買うから、写真を撮らせて下さいというお声をとても頂いて嬉しく思いました。
小学校の役員さん達のお陰で、限定人数を超えた中でも落ち着いて充実した内容ができました。本当にありがとうございました。
この経験が参加者の皆さんにとって、お家でお家のかたと体験談を語り合ったり、新たな作品制作の目標につなっがたりしていることを祈っています・・・
9月 18th, 2015
夏の思い出 3
さて。今月いっぱい頑張っているのは、絵画。
構図を作る練習として、いろんな角度から描いてみよう。最初に描いたシーンを、次は別の角度から描くという試み。
そしてもう一つ。当然、絵の具の扱いに慣れる。
相変わらず「肌色の絵の具がないから描けない」なんて声が聞こえてきます。
「肌色は買いません」えー、うそー。だってアタシの肌色入ってるよー
一斉にブーイング。
「肌色は混ぜて作ります!」
「あ、そうか」意外と気がつくのが早い(笑)。
そしてみんなで「赤と黄色と黒じゃない?」「ピンクと黄色と茶色だよ」
そんなこと言いながら、なんとなく肌色らしい色が出来る。
できたー!
「はい、それは大変嬉しいのですが、その前にその色を手の甲にちょんと乗せてごらん・・」
という私に対して「えー汚れちゃうー」またしてもブーイング。
いいからちょっとだけ!!
すると、ちょんと乗せた絵の具を見てとっさに「あ。色が違う」
また速攻反応が。そう、すごくビックリしています。
ね、色って思い込みで考えちゃいけないんだよ。
ほら、頭の黒、みんな同じいろ?
同じ色でも違う黒だよ。
そんな話しをしながら書き進めるのは本当に楽しくて2時間があっという間です。
今日は新しく入った1年生君がほとんど初めての絵の具の絵画。
初めてなのにとてものびのびと絵の具を使って、構図も大きく、すごく自由でおおらかな良い絵を描いてくれました。
なにより、そんな一年生さんに、たまたまお隣に座っていた3年のyuiちゃんに「絵の具の使い方を教えてあげて」といったら、期待以上に上手に教えてくれていてびっくりました。
yuiちゃんは本当にお世話上手さんだね。
分かりやすい説明だったようで、先生も安心していられました。