絵の具でお絵かき 最終回



絵の具は学校でつかっているからといって、上手に使えるとは限りません。

だいたい、水の加減が多すぎるor少なすぎる。
構図が悪く被写体が大きすぎるor小さすぎる
その上、下書きが恐ろし程濃い。
図案に書き込みすぎで絵の具を塗ると潰れてしまう。

失敗の理由はだいたいそんな感じでしょうか。

とくに最近はよい子が多いので、叱られないように先回りして考えることが多いようです。
だから、怒られない(注意されない)絵を描こうとして勇気が無くなってしまいます。
そうすると、小さくまとまったり、色を付けることがなかなか出来ずにパレットの上で何度も何度も絵の具を混ぜる続ける。さらにはその筆を、描く前にバケツで洗ってしまう。

この繰り返しで一向に進みません。

なので私のクラスはいちいち細かいことを指摘しないように心がけています。

最初に約束ごとを確認して、あとはその約束を逸脱したときに指摘する。人数も多いので、「先生は今なら見てない」と思わせるように(笑)努めています。

というわけで、今回の約束事は守れたでしょうか。

みんな沢山沢山描いてくれました。
とくに今週は雪が降ったので、急遽その図を描く子もいましたよ。

眼に見えてみなが成長しているがよくわかるレッスンとなりました。素晴らしいです。

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