始まった夏休み



いいつものお教室が、プール更衣室となり、畳のお部屋をかりて夏休みを過ごすことに。

絵を描き疲れたら畳にゴロゴロ・・こんな夏もいいね(^_^)

さて、今回は野菜の写生と夏休みの宿題用に特別メニュー。

お絵かきに於いては、絵の具の溶き具合の練習から色の混ぜ方の訓練を念頭に、光と対象物の関係を意識して進めます。とはいっても、まだ小さい子供達にいろいろ言ってもつまらなくなっちゃう。

だから、気がつかないうちにそんな練習をします。

先週は手に絵の具をつけてぺたぺたしたお友達がいたけどそれは大正解。
色を混ぜて作って、直に手で触れることで溶き具合を実感したり、感触を楽しんだり・・
遊んでいるようにしか見えないことの中に、とても有意義な行為が隠れています。

でも今週はどうしようと思っていたら、以外にも静物写生にみんな夢中になってしまいました。
ならば、同じ色でもいろんな色が含まれていることに注目して色見つけをしました。

キュウリとトマト、ニガウリの写生。

まず先入観でトマトは赤。キュウリは緑。

だから、トマトは全部、チューブから出したままの赤を塗り、キュウリはそのままの緑をぬってハイ出来上がり。

でも違うの。
よーくみて!緑の中に色が隠れてるよ!

最初は「青?」とか「白?」なんていってる人もだんだん見えてくるよ。

黄色だ!そうそう。しかも混ぜる配合を気をつけないと、ほら!こんな真っ黄色になっちゃうよ!!

こうして、化学実験のように絵の具を配合し、素材の中に感じる色を導き出して、私が想像していたよりずっと複雑な深みのある色をみんな探し出してくれました。

 

  

 

さらに夏休み企画
先々週からの持ち込み企画。立案者本人が不在で申し訳なかったけれど 、まず一人U君が出来上がりました!

 

 

 

そして、先週仕上がり予告しました「四季・サクラ」

写真でみるより実物はもっと綺麗。これを増えるアルバムみたいなものに挟んで表装して仕上げることになります。