今回は綺麗な線を書くことを第一に心がけて、正確な形を書くことを目標にします。
授業最初は15分間ひたすら紙に、直線を引く。手首を使わず真っ直ぐで長い線。
当然、最初ですからまだどんな線が綺麗な線なのかわらないなくて、塗り絵のように鉛筆を使ってしまいます。手も擦ってしまい真っ黒!!
でも、それも最初は当然です。
書きながら、正しい鉛筆の持ち方や綺麗な線の書き方を一人ずつ直して回る。これは感性ではなく技術の訓練なので、ざっくり指導できるから私は気が楽。
だけど、この日は丁度体験、見学の1年生さんが沢山来てくれていた。
私のこのざっくりさが怖いのか、怯えるような目をして私の顔色を伺っている。
なにか言いに来るのだけど、
「先生、あの絵の部分のとぉぃ・・が・・・めて・・・」だんだん話しの語尾が小さくなって聞き取れないので「え!?」
っと聞き返すと、もうそれがコワイらしく、もっと小さい声になってしまってますます聞き取れない・・(笑)
だけど、みんなとてもお行儀のよい子達ばかりで、感動してしまいました。びっくり!
そうそう、体験のメニューは鉛筆デッサンではなく、カラーコップをクレヨンと絵の具で1枚ずつ描く。
画材の違いでできる表現の違いや、美しい色の発色を楽しんでくれたように見えました。
全部写真は撮れなかったけど、まぁ、こんな感じで・・最後にサービスで影を入れてあげたら、本物見たいといって凄く感動してましたよ。みな、それぞれ良いところがある子達です。
2年生以上の体験希望者さんは鉛筆デッサンを一緒にやってもらいましたが、こちらはまだ本当に体験ですから、色々なことに拘らず、”鉛筆1本で絵を描く”ということを体験してもらいました。ちょと難しかったかも知れませんね。でも諦めることなく、初めてとは思えない絵を描いてくれましたよ。
さて、一方、お教室組さんの鉛筆デッサンの方はどうなったでしょうか。
さすが、集中を続けて描いた作品はどれもとても良い出来です。
どうですか?とても2年生、4年生さんんいはみえませんね!!
正直上達が早いと思う。自慢の生徒さん達です。
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