いつまでたってもぽんぽんで飽きずに頑張っているなぁとは思っていたのですが、さすがに高学年はそろそろ飽きてきたようで。
今日はプラ板が3枚だけあったので、これをやりたいと数人が言ってきた。たくさんないからこっそり、じゃぁ、この子達だけでといって分けてあげたら、聞きつけた子たちが自分も自分もといってきた。
さてどうしよう?!
「じゃ、しょうがない!、欲しい人みんなんでわけるよ!」
すでにもらったこと子達は、自分のものをわけるなんて嫌だというんじゃないかと、ちょっと心配しながら上記のようにお達しを出しましたところ、「うへー」っとはいいながらも素直に分割をはじめる。
感動しました。
これだけ人数がいたら普通は「やだー」とか「えー」とかいう子がいても不思議じゃないのに、自分たちは「お客さん」ではなく「主体」なのだという意識があるからなんですね。
こういう姿が見られるのは本当に嬉しい一瞬です。
また、もう一人は突然「先生先生」と話しかけてくる。いつもはあまり話さない子なので珍しいな、と思って「なぁに?」ときくと
「明日ね、弟の保育園の運動会なんだよ」とニコニコしながらいう。
「へー、どこの保育園?」ときくと「●●だけど立て直しなので××でやるんだけど、そこは狭いから・・」すごく詳しく説明してくれる。「で、ここの小学校の体育館で明日やるんだよ」
ほう、明日ここの体育館で運動会なのね?!じゃぁ頑張ってくれるといいね、というと、すごく満足そうに優しい笑顔をうかべ「うん、だから、今日は弟と妹には沢山ご飯を食べてよくねてもらわないとね」って。
すごく、お兄さんの表情でびっくりしましたが、なによりやっぱり優しいんだなぁっと思って、すごく感動しました。
あまりそんな話をする子ではなかったので・・
みんな心にいろんなことを秘めながら、大きくなっていきますね
(T-T)
そんな秋の1日でした。
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