さて、時計作りはさらに進み、すでに終わった子の一方凝った作りにする子も。いろんな工夫を加えてパワーアップしてゆく時計の仕上がりが楽しみになってきました。
ところで、既に終わってしまったYちゃんが何をやろうかな、というのでまだ鉛筆デッサンをやったことがないということでしたから、「鉛筆だけで絵を描いてみたらどう?」っとすすめるとすんなり乗り気に。
結構やったことのないことを嫌がったりおっくうがったりする子もいるのですが、彼女は凄く素直で前向きに「やるやるー!」といって、描く物を探し始めました。
教室にある造花や備品を集めましたが、結局一番身近な鉛筆を書き始めました。
それが、なんと上手なのでビックリ。
初めてなのに!?
そして柔軟に新しいことに挑戦する姿勢に私も清々しい感動を覚えました。
こんな風に、ふとしたきっかけに新しい才能が見つかるってやっぱりアートは凄いですね。
Yちゃんはものを見る力が優れているので、この力を利用して集中力を養っていくと勉強するときにもに役立ちます。
絵や工作の技術そのもの以前に、向き合い方が何よりも大切だと思っているのはこういうことなのです。
みんなで同じコトをやるクラスもいいけど、その子にあった要素をそれぞれ選んでやってゆくのもとても意義がありますね。
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