さぁ、絵画強化月間三週目。
いつも楽しいのですけど、今週も嬉しいことが沢山ありましたね。
今回お休みの子がいて、それはもちろん残念で心配なことなのですが、同時に新しいメンバーがいて、
粘土の用意が足りなくなってしまった!
本当なら、お休みの子がたまたまいたからそれを回してあげて丁度よい、っとなるところでしょうが、
うちのクラブの子達はみんなで少しづつ出し合って1人分を捻出。
誰も嫌な顔はしないし、むしろ協力的に出し合って、そして集まった粘土をまえに「やったーー!イェーイ」と
みんなガッツポーズ。盛り上がり喜ぶ姿をみてまた感動。
今週モデルとして使用する小さいカボチャ。
一人1つづつモデルを配るのも、「どうやって配る?形がちょっとずつ違うから、誰順に選ぶ?」と
心配してみんなに相談すると
「先生が配って良いよ!!喧嘩にならないように先生が配って!」って・・。
お迎えのお母さんが小さい子を連れてきたら、お母さんがお片付けを手伝ってくれる間小さい子が気が気でないはず。
そうすれば、黙ってても下の子(自分の妹や弟ではないのに!)をそっと見に行ってくれる子・・。
ほかにもまだまだ、小さいことも、沢山あるのですが、みんな気が利いて優しくて親切。
いつも笑顔でのびのびと明るい姿。そして協力する心は素晴らしいです。
今週も私は、本当に良いクラブだと感動しきり。
そんなわけで、前置きが長くなりましたが、今週の内容をご報告しましょう。
今月は纏まって時間が取れるので、絵画強化月間としましたが、やってみると特にこれが絵画の上達には効果的です。
連続し集中して深く学ぶことは、分散して少しずつを回数多く学ぶより効果が高い気がします。
三週目の今回は実際にモデルの見えない部分に気がつくことを目的に、モデルを粘土で「そっくりに」作ります。
裏側も作ることにより意識の行き渡らなかった部分に気がつき、平面の絵を描くときにその時気がついたことを転嫁できたら
きっと立体感と空気感の上手くとらえられた作品を描くことが出来ると思います。
今回は白粘土ではなく、色粘土を混ぜることによってベースとなるカボチャの色を作ります。
仕上げに模様をいれることで、手早く全体像を掴むことになればと思ったのですが、レンコンの時の色混ぜで
みな実に慎重になっているようで(笑)。
粘土混ぜるのにすごく慎重に時間をかけてしまいました。
それでも出来上がったカボチャはほんものそっくり!みなさん、どちらが本物かわかりますか?!!
絵画強化月間(静物)
1 まずは描いてみよう。 色をまぜてつくることを中心に 色の成り立ちを考えます。
2 触る カットして色んな角度からみる 見えない部分について想像したり、その感触を表現する
3 立体感覚を意識する 粘土と絵 実際に立体を作ることで絵に立体感を自然と意識して描き混むことが出来る
4 構図の工夫 面白い構図を作って見よう 授業絵画でもコンクールでも構図はとくに重要な要素です。
さぁ、次回はいよいよ、4番目の項目。
一つづつ描いてきたものを一つの画面に構成してみましょう。
いろいろな配置を考えることにより、画面の構成について考えます。
次回もとても楽しみですね!
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