夏休みも終わり・・・夏の思い出!



 

夏の思いで・・想い出・・? 簡単に一言で言いますが、こんなに難しい課題はありません。
今回の”ねらい”はとても深いんです。
出来上がった絵を見て「これしかできなかった」あるいは「こんなにできた」
と、簡単に推し量ることができませんので、お家の方は大変注意していただきたいです。

それというのも、まず、写生と違い、記憶をたどって良い構図を作り出すのはとっても難しくて、
訓練のいることです。映画製作でも、それで映画の良し悪しが決まる重大なこと。
絵の80%はこの構図で決まってしまうといっても良いくらいです。
大人でも、想い出のシーンをどの構図で、どの視点で書いたら魅力的な絵になるか。
なかなか判断が難しいところです。
想い出を書くということは、その時の気持ちも相まって
紙の中にいったいどういう構図で収めればいいのでしょう。
まず子供なら紙の前で鉛筆をもって途方に暮れるはずです。
そこを今回あえて時間をかけて、じっくり鉛筆下書きで熟考しました。
そして、着色にすすんだとしてもまだまだ、難題は続きます。
絵の具の配合に注意です。
単色でなく、3つ以上の絵の具を混ぜて一つの色を作る。
そして、一つの面を一色で塗ってしまわない。
それによって、遠近差や質感の違いなどが表現できます。
さぁ、言葉で書くと簡単だけど、これが凄く難しくて・・
本当に本当に難しくて、「もうこれ以上はできない・・」っていってもまだまだ!
だからとても一時間じゃ終わらなくて、今週の課題は来週に持ち越し!
さぁ、まだ序の口の作品。苦労の一枚はどんな絵に仕上がるのでしょう。
とても楽しみですね。

   

 



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