体験教室



入会を迷っている方に、体験授業を行っています。
最初は絵の具を使ったこともない、という場合が多いので
まずは絵の具の特性に慣れて貰うため 一見、悪戯書きにも似たようなことをしてもらいます。
クレヨンと絵の具の特性の違いや、絵の具と水の関係、道具による表現の違いを知ります。この日は夏休みの思い出<花火>を描いてみました。

 

まずは白いクレヨンで花火の下書き。
なんしろ白は見えないから、失敗してもいいんだよ!
それが出来たら、クレヨンの上から水で薄めたブルーを刷毛でひくと、浮き出る花火にビックリ。

 

あとはカラフルに思い思いの色を散らばらせて、筆の種類を替えて、水の量を変えて、ためらうことなくどんどん色を付けて、気持ちも膨らんでいきます。

 

最後に金の絵の具で、金網に歯ブラシを擦りしぶきを飛ばしてあげると、火の粉みたいで感激。
夢中になりすぎで、塗り過ぎちゃう子も。こうして、水をまぜる量をかえ、筆の代わりにスポンジやブラシを用いて違いを知り、 表現テクニックの違いに繋げていきますそれでも一回じゃまだまだ理解できませんので、これを何回か繰り返しやがて静物の写生や、色彩感覚、構図、道具を使うテクニックを学んでいきます。

 

それは脳の使い方や感性、アイディアを磨くのに大いに役立つのですよ。