2月 7th, 2014
本作り進行中
もう出来た子2人目
まだの人もあせらず、じっくりがんばりましょう
もはや表紙作りにはいりはじめた子もいますが・・
でもまだ多くの人達が、台紙に写真を配置して 構成を考えています。
じっくり、作り込んでいきましょう。写真は早目にできちゃった子ですが、ほとんどは来週から
本格的に本の形に作り始めます。
来週をお楽しみに。
さて、学校の都合により、本年は24日が最初のレッスンでしたアートクラブです。
みんな年末年始はどう過ごしたか少し、話し合ってから・・なんて計画していたのに、みんなの”本気”はますます加速しています。
今年最初の課題は「絵本」
普通の絵本じゃつまらないから・・・ということで、今回は長いお休みの間に写真を撮ってもらうことにしました。
ちょっと、ご家庭での負担が多すぎるかなあ、と心配だったのですが、全員凄いおもしろい写真を作って集まってくれました。これにはもう私がビックリです。
写真集でも、物語でも、エッセイでも、デザインブックでも、なんでもいい。
だけど、適当に写真を用意したり、観光の写真を持って来ちゃ駄目だよ!ということで、昨年最後のレッスンの時に説明し、(2013年12月27の記事を参照)それぞれ、ある程度のところまで計画してから持ち帰った宿題です。
年あけてみんな、本気でぞざいを持ってきてくれました。
みんな、来るなり「どうする?これもってきたけど、つぎはどうするの!?」もう、すごいやる気。さらにやり始めたら殆ど私語もなくみな真剣・・
本日の予定は、スケッチブックに持ち寄った写真と文章の配置を下書きし、本の構成を考え、決まったページ数分の台紙を作ります。
みんな順調。
次週は貼り付け、ページの作り込みの予定です。
本当にすごいことになりそうで、夏のスイーツに続く大作になりそうで楽しみです。
お家の方はプリントや写真焼でお手数をお掛けしてしまいましたが、御陰様でよいものが出来そうです。
じつはお家の方と、子供達とのコミュニケーションになってたらいいなぁ、と思って いたのですが、効果は期待を遙かに上回るモノでした。
お家のみなさん、ご協力ありがとうございました。
あっという間に今年も終わってしまいますね。
来年はいったいどんなことをしようか。
一年間でみんな凄い成長をしました。来年も、もっともっと、新しいアイディアやチャレンジ精神が発揮されることを願ってやみません。
1月のレッスンは学校の行事都合により、三週間お休みになります。
ですので、その期間を活かして、アイディアを纏めてもらおうと、次回の課題は「本」としました。
そこで、本年最後のレッスンには、次回の内容を計画することにしました。
なんとなく、来年やりたいことや今年どんなことがあったか、なんて楽しく話しました。
中には、なにかに取り憑かれたように思い思いの絵を描く人もいます。
初めてお教室に来てくれた日から、これほどまでに絵を隙になってくれたあなたたちを想像することができませんでした。
本当にみんなの成長ぶりに驚きながら「でも次回はもっと成長するぞ!」と新しい課題を発表し、みんなで相談しあいました。
ずばり
写真を撮って、6枚以上(1ページ1枚合計6ページ以上の本ができます)を使用して本にします。
休みの間に、写真を撮り貯めて欲しいのです。
写真は日常的な写真や観光写真になってはいけません。本屋さんで写真集とはどんなものか観るのも宿題としました。
この日挙がったアイディアは
●写真集 ●撮影した写真に登場人物等を加筆して作る ●粘土で卵が割れてひよこが出てくるまでを連写して作る ●とにかく面白い写真を撮って、そこにストーリーを併せて作っていく ●ぬいぐるみのカワウソ君の冒険 ●友だちの顔を撮影して加筆した絵本のようなアートブック。
●人形やフィギュアを動かしてストーリーを作る・・など。
きっと、色々悩むと思うので、クラスのない間はメールで相談に応じることとして。
私は、その本の製本方法をどうしようかというのが宿題です。
ああ、でも、なんだか他の課題も思いついちゃったし。
いろいろ大変だな!!
来年度が楽しみです。
さて、いよいよ年賀状。
最近では、写真プリントを利用されるご家庭が多いようで、年賀状制作の需要が全くないように思われましたが、この度やはりリクエストいただきまして考えました。
消しゴム判子はカッターを使うし、勿論木版画やなにやら刃物は欠かせない。
かといって型紙切り抜いて馬連(バレン)で擦るのもかなりやっかいだし、エッチングももちろん無理でしょう。
となると、どうしましょう・・
と考えついたのが、ゴム印。
ただのゴムインではありませんよ!
最初は粘土。練り消しみたいな粘土なのですが、形を作って茹でるとかたまり消しゴムになるという昔懐かしい粘土があったことを思い出しました!
これを使って、年賀状の馬を作って見ましょう。
馬の顔を1つ作って9個スタンプして 「馬9行く(うまくいく)」という験担ぎ。
みんな練り練り練り練り。
下絵を描きたいなら、反転させないといけません。鉛筆で書いた文字をペトっとやると簡単にできますね。
時間ぎりぎりまで頑張って、最後は茹でゴム印の部分ができました。
このままでは判子にならないので、ゴムを印をつける台が必要です。
そこで今回は硝子の文鎮に貼りつけることにしましょう。
お家でやるときはかまぼこの板とか、なんでもいからかたまりに貼り付けてやってみて。
硝子コップは割れる野危ないので注意してね。
いざ、押しましょう。
ゴムだから、上から力を入れ
てグッと押しつけると綺麗にプリントができるハズ!
どうかなぁ・・できた!?
篆刻印みたいな使い方も出来るし、みんな自宅で年賀状に役立ててね。
さて、本当にあっという間の師走ですが、早々にクリスマスカードの製作に取りかかりました。
ICカードを差し込んで、開くとメロディーが鳴るタイプのカードにしました。
カードの表側は好きな色の紙を選び、字や絵を書く方の紙の地色は黒にして、白で雪景色を表現してみました。
毎回毎回、もの凄いエネルギーで楽しんでくれるみんな。相乗効果でどんどん良くなっているのがよく分かってとても嬉しいです。
全員もの凄く工夫をして、人にあげるのが惜しいほどの出来だから自分用にするそうです。
私の本音は、みんなに見せびらかしたい!!
絵画強化月間(静物)
1 まずは描いてみよう。 色をまぜてつくることを中心に 色の成り立ちを考えます。 2 触る カットして色んな角度からみる 見えない部分について想像したり、その感触を表現する 3 立体感覚を意識する 粘土と絵 実際に立体を作ることで絵に立体感を自然と意識して描き混むことが出来る 4 構図の工夫 面白い構図を作って見よう 授業絵画でもコンクールでも構図はとくに重要な要素です。
さて、いよいよ四週目になりました、絵画強化月間。 今回は構図を工夫しようという課題。
ちょっと難しいかな?っと思っていたのですが、1年生が意外にもものすごくのびのびと描いてくれてこれにはとっても驚きました。
「まるでデザインみたい」って、観る人がみんな驚いています。
モチーフは先週使った小さいカボチャ。
これを粘土作ったものと二つ、その前にレンコンを作った子はレンコンも入れて・・
筆箱や鉛筆など、身近な物を併せて構成を考えました。
時間がなくてカボチャだけに挑戦した子もいますが、とても丁寧に書き込んでいますね。
とくに鉛筆デッサンをやりたがる子が多くてちょっとビックリです。
さぁ、お絵かきが苦痛だった子もいるようですが、来週はクリスマスカードの製作に取りかかりましょう。
さぁ、絵画強化月間三週目。 いつも楽しいのですけど、今週も嬉しいことが沢山ありましたね。
今回お休みの子がいて、それはもちろん残念で心配なことなのですが、同時に新しいメンバーがいて、 粘土の用意が足りなくなってしまった! 本当なら、お休みの子がたまたまいたからそれを回してあげて丁度よい、っとなるところでしょうが、 うちのクラブの子達はみんなで少しづつ出し合って1人分を捻出。 誰も嫌な顔はしないし、むしろ協力的に出し合って、そして集まった粘土をまえに「やったーー!イェーイ」と みんなガッツポーズ。盛り上がり喜ぶ姿をみてまた感動。
今週モデルとして使用する小さいカボチャ。 一人1つづつモデルを配るのも、「どうやって配る?形がちょっとずつ違うから、誰順に選ぶ?」と
心配してみんなに相談すると
「先生が配って良いよ!!喧嘩にならないように先生が配って!」って・・。
お迎えのお母さんが小さい子を連れてきたら、お母さんがお片付けを手伝ってくれる間小さい子が気が気でないはず。 そうすれば、黙ってても下の子(自分の妹や弟ではないのに!)をそっと見に行ってくれる子・・。
ほかにもまだまだ、小さいことも、沢山あるのですが、みんな気が利いて優しくて親切。 いつも笑顔でのびのびと明るい姿。そして協力する心は素晴らしいです。
今週も私は、本当に良いクラブだと感動しきり。
そんなわけで、前置きが長くなりましたが、今週の内容をご報告しましょう。
今月は纏まって時間が取れるので、絵画強化月間としましたが、やってみると特にこれが絵画の上達には効果的です。 連続し集中して深く学ぶことは、分散して少しずつを回数多く学ぶより効果が高い気がします。
三週目の今回は実際にモデルの見えない部分に気がつくことを目的に、モデルを粘土で「そっくりに」作ります。
裏側も作ることにより意識の行き渡らなかった部分に気がつき、平面の絵を描くときにその時気がついたことを転嫁できたら
きっと立体感と空気感の上手くとらえられた作品を描くことが出来ると思います。
今回は白粘土ではなく、色粘土を混ぜることによってベースとなるカボチャの色を作ります。 仕上げに模様をいれることで、手早く全体像を掴むことになればと思ったのですが、レンコンの時の色混ぜで
みな実に慎重になっているようで(笑)。
粘土混ぜるのにすごく慎重に時間をかけてしまいました。
それでも出来上がったカボチャはほんものそっくり!みなさん、どちらが本物かわかりますか?!!
絵画強化月間(静物) 1 まずは描いてみよう。 色をまぜてつくることを中心に 色の成り立ちを考えます。 2 触る カットして色んな角度からみる 見えない部分について想像したり、その感触を表現する 3 立体感覚を意識する 粘土と絵 実際に立体を作ることで絵に立体感を自然と意識して描き混むことが出来る 4 構図の工夫 面白い構図を作って見よう 授業絵画でもコンクールでも構図はとくに重要な要素です。
さぁ、次回はいよいよ、4番目の項目。 一つづつ描いてきたものを一つの画面に構成してみましょう。
いろいろな配置を考えることにより、画面の構成について考えます。
次回もとても楽しみですね!
さて、今月は静物強化月間です。
今週はレンコンを題材に、好きなところをカットして観察と写生。
レンコンは面白い形。切るところによっても形が変わる不思議な形状。そのうえ実は色が難しい。どこを切るとどんな形になるのか、想像しながら切るのも楽しい。
また、切ってから判子にしても楽しいし・・なんて思ってレンコンを選んだのですが、開口一番「しばらく粘土やってない!」との抗議が。
まだ先週1回絵画をやっただけなんですけど(笑)。
「ヤダ!ねんどねんどねんどーー!」
「うーん、強烈に粘土をどうしてもやりたいという人には、それでは粘土をやらせてあげましょう。このレンコンとそっくりに作るのね!? 」
「勿論!」
そんなやり取りのすえ、粘土だけの人、粘土も絵も両方やりたい人、絵を描きたい人、それぞれ別れてやりたいことをやることにしました。
絵を希望したこの中には鉛筆デッサンを本格的にやりたいという子、そして3Dであらゆる角度から集中して写した子、いろいろいましたが、なにしろ色作るのが難しかったね!(かくいう、私が一番失敗しました・・とほほ)
配られたレンコンで好きなところを切るのでワイワイ、切れたレンコン伸ばすと糸がひくのでワイワイ。とにかく何をしても楽しくて。
しかし、楽しく盛り上がるばかりではありません。
「さぁ、このレンコンの色は何色つくる?」ときいた途端、みんなの集中力はマックス。
「肌色ー!」
多くの子が、肌色絵の具を握りしめてる。
「ええ??やだ、肌色? れんこんのどこが肌色なのよ!!」
というとやっぱり「はだいろー」とか「ぴんく−」とか・・
ちょっと待って!
肌色ってなに色併せて作るの?
と、きくと 急にみんなの目が輝きました。
「あ!赤と白だ!」(ちょっとたりなけど、まぁそうだね)
「そうだよね。そうなるとレンコンには赤が入ってるのかなぁ?」
「違う!違うよ!!」「そっかー」
大人なら当たり前と思ってしまうようなことに、ものすごく感動したり真剣に考えたり。
こちらが感動してしまいます。
ところで意外にも、粘土を希望した子たちが難航。
随分時間をかけてどうやって作っていいか、最初のとっかりがわからなくて苦しみました。
作っては丸めて作っては丸めて・・
だけど、みんな独創的なものが仕上がって、本当私の方が学ぶことが多かったような気がします。
今月はまだまだ静物だよ。
次回もなにかモチーフで、今度は全員が粘土と絵と両方やってみよう。
実際に形を作ってからそれを平面にしたら、すごく勉強になるとおもうな。
10月まで、アート作品をせっせと頑張って作ってきましたが、
いよいよ、お絵かきに本腰をいれてはいかがかしら?と、提案したところ意外や意外、誰も反対しない!
長い長いお休み(学校のフェスティバルと創立周年行事が重なり例年より長く教室を利用できませんでした)で、みな再開を待ち望んでくれていたようです。
基本にもどり静物画にしましたが、とても良い雰囲気で楽しい2時間を過ごしました。
なにしろ、最初はテンションが高くて、久しぶりだから楽しすぎちゃうかな?っとの心配しましたが、それも一瞬で吹っ飛びました。
今日のモデルはリンゴと小さい柚。 リンゴは赤でも、その中にいろんな色が入っています。
「さぁ、もう集中するよ。形をよーくみて。いままで思っていた”リンゴ”というものと同じかな?
色って実は赤だけじゃなくて、いろんな色が入ってない?
形って、いままで思ってたかたちと同じだった?」
そういっただけで、シーンとなって、みんな筆(えんぴつ?)を動かし始めました。
みんなの取り組む姿勢に感動です。
アートのジャンルとは不思議なもので、その課題そのものを続けて練習しなくても、すべての課題に共通する成長をみることが出来ることです。
たとえば、写生の練習ばかりしなければ写生が上手くならないかというとそうではなくて、粘土をやったり版画をやったり、鉛筆デッサンをやったり、小物を作ったりしてまた写生にもどったとき、2回目なのにそれ以上の成長をしていることに気が付きます。
何かに集中し、自分のことを知ることには、すべての作業に通じます。きっとこれからの勉強や別の習い事にも大きく影響をみせることに間違い有りません。
そんなお手伝いが出来るのだとしたら、こんな素晴らしいことはないです。いつも誰かの成長を見つけては感動するのはそういう理由なのです。
「さぁ、台とリンゴの接点もよく見てね。リンゴは浮いているんじゃないよ。 」
まぁ。いろいろ言い過ぎちゃったかな? 真剣に考えすぎて筆の進まない子も・・
「でも考えすぎないで、正解がないから、思った通り描いてて良いんだよ。」
急に空気が和らぐのが感じられます。
なんてみんな素直で前向きなんでしょう。
でも、弛みすぎないようにね、適当にやったのは全部バレちゃうからね。
さぁ、りんご一個がたいへんなことになりました。
みんな、すごくすごく一生懸命取り組んで、終わる頃にぐたっとするぐらい。
じゃぁ、みんなでリンゴ食べちゃおうか?!というと大喜び。
自分たちで割ったり、分け合ったり。本当に楽しかった!
ところで写真が一部失敗してしまいまして・・若干名の作品の写真がのせられませんが、今週また撮影するとします。まずは一部公開。
こちらは大きい子チーム。鉛筆デッサン&ペン字コースです。